２週間ほど前に、図書館から「相場の心理学」という本を借りたまま、すっかり忘れていましたが、読んでみると現在の不安心理相場を見事に説明していて、夢中で読んでいます。 「相場の心理学」の本第１４章を、現在の相場に当てはめると、次のようになります。 ・明日の日経も上昇し、１万円付近まで上昇したとします。すると、市場には３タイプの参加者ができます。 ①有利な投資家 　先週底値で仕入れた投資家。このまま利... ...続きを読む

今日の爆上げは今までで始めての経験です。 ＴＯＰＩＸ連動ＥＴＦがストップ高になり、ストップ高でもＴＯＰＩＸの上昇率に追いついていません。 買い気配だけがものすごい勢いでたまって行きます。 他のＥＴＦも軒並み同じような状況です。 反転が始まったら、急速に上がるだろうと予想して日記にも書いておりましたが、これほどまでとは予想できませんでした。 過去の日記に書いたように、瞬間的には1万2千円まで... ...続きを読む

今回の下げの大底はいつどのレベルかなんて、短期的なことは全く分からなくなりました。 ただ、長期的なうねりの中で、今回の下げ局面が終わって上昇に転じる前のサインはいくつか出てくると思っています。 長期投資ならば、そのサインを見逃さずに投資することも重要だと思います。 サインについてはいろいろ考えられます。ファンダメンタルの数字が最も信頼できますが、統計数字が明確に上昇に転じたと判断できるころには、株価が大き... ...続きを読む

昨夜のニュー･シティ･レジデンスの民事再生手続き開始のニュースは衝撃的でした。 ＲＥＩＴはつぶれない．．といった根拠のない安心感を、見事に打ち砕かれました。 短期借入金の状況など、もっと気を付けて見ていれば、つぶれる可能性が大きいことは見抜けたのに、大いに反省です。 やはり不動産という、未知の分野に大して勉強もせずに首を突っ込んだことが敗因です。 何も分かっていないのにＲＥＩＴが有望などと日記に書い... ...続きを読む

今週はぐったり疲れました。 今日も買い進めましたが、もうほとんど買いのための資金も底をついています。 企業のファンダメンタルが株価に反映しなくなってずいぶんたちますし、9月からはテクニカルチャートからの相場判断も難しくなり、今週はどんなニュースにも反応しない相場になってしまった気がします。 不安心理だけが支配する相場．．．そんな状態でしょうか。 こうなってしまうと、どこまで下がるか、今後どうなるかを... ...続きを読む

今の相場で、様子を見ている個人投資家は多いのではないでしょうか。 日経平均が1万円を割る水準は割安だと分かっていても、どこまで下がるか分からないために買い進みづらいと思います。 何十年に一度あるかの大恐慌に突入しそうな勢いで、すさまじい荒れ相場の中で、暴落が落ち着くまで売り買いをせず様子を見るのは、正しい判断だと思います。 おそらく日経平均が1万2千円を割り込んだ段階から、売り買いを一旦止めて、相... ...続きを読む

欧米の新聞では、日本が脚光を浴びているようです。 ＞「日本のロボット工学は世界一。研究開発関連予算は国内総生産（GDP）3．3％にも上る」と指摘。「日本の復活を誰も気にしていないが、侮ってはならない」としている。　 やっと気がついたか！というのが感想です。ロボットだけでなく、二次電池や微細加工技術など、日本が圧倒的な力を持つ分野はたくさんあります。 しかし、日本人自身が日本の力を低く見ているのが... ...続きを読む

今日の株式市場、取引開始してもほとんどの銘柄で売りが多すぎて値がつきませんでした。 まさに奈落の底へ落ちてゆくような感覚でした。 とくに驚いたのが、ＥＴＦでさえも値がつかなかったこと。 1306TOPIX連動ETFは、取引開始から20分もの間、売りが多すぎて値が付かない状況でした。 ＥＴＦがこのような状況になるくらいですから、今朝の下げがいかにすさまじかったかが分かります。 私はといえば、... ...続きを読む

今日の日本株、朝からすごい下げで、結局とんでもない下げで終わりました。 今週は買いと決めていたので、怖いながらも買い進めました。 しかしあまりにも下げの勢いが強いので、どっと疲れが出ました。 そして今夜はＮＹ、欧州ともすごい勢いで下げていますね。 まさに、底なしの下げスパイラルに突入、といった感じです。 思えば、1回目の金融安定化法案が否決されたことが全てだった気がします。 2回目に法案が通って... ...続きを読む

日本レジデンシャル投資法人と日本コマーシャル投資法人のスポンサーである、パシフィックホールディングスが破綻寸前になっています。 大和証券グループからの出資が合意に至らなかったことで、6営業日連続でストップ安になっています。 この影響で日本レジデンシャル投資法人と日本コマーシャル投資法人の株価も下がり、投資利回りは15％近くになっています。 リプラス・レジデンシャル投資法人のスポンサーであった、リプ... ...続きを読む

みんかぶ右上の広告で、株式トレーダーの求人広告が出ていますね。 http://www.yutaka-sec.co.jp/saiyou/dealer_saiyou.html 未経験者でも可とのことなので、応募してみたら面白そうです。 特にＰＩＣＫＳのパフォーマンス上位の方は、チャンスかもしれないです。 みんかぶ参加者がトレーダーになるって、いいかもしれません。 私も応募．．．の前にＰＩＣＫＳのパ... ...続きを読む

今日の日経平均、思ったより上がりませんでした。 そんな中、ＲＥＩＴは好調です。 昨日大きく下げたので戻しているといえばそれまでですが、日経平均を大きく超える上げになっています。 ＲＥＩＴは、米国不動産価格下落、運営母体や出資先の金融不安、国内不動産価格の不透明感など、様々な影響を受け、まさに”どんぞこ状態”です。 これからさらに想定される悪材料としては、運営母体破綻によるＲＥＩＴ解散、保有物... ...続きを読む

先週四季報の読み方セミナーに行って大変勉強になったので、さっそく四季報ＣＤ－ＲＯＭも買って、有望銘柄探しをしてみました。 まずは第1弾として、老舗企業探し。 老舗の企業は、戦争、地震、大恐慌を生き抜いてきており、厳しい環境に置かれても、生き残るための術が企業文化として根付いているのではないかと思います。 現在のような厳しい経済状況の時には、老舗企業が強いのではないかと考えます。 日本には1900年よ... ...続きを読む

四季報の読み方セミナーで、最後に今後の相場の行方について、講師の田北浩章さんより説明がありました。 米国の住宅価格が３割下がると、４兆ドルの損失が出る。そのうち1.3兆ドルは金融機関が処理しなければならず、このためにあちこちで金融機関が破綻している。しかし、この処理はだいぶメドがついてきた。 問題は残りの2.7兆ドルで、これは米国のローン保有者が消費を切り詰めて返済しなければならない。このため米国消費は... ...続きを読む

まつさんと一杯飲んで、すごくいい気分で帰路についています。 今回のセミナー、すごく良かったです。とても勉強になりました。これから四季報ちゃんと買おうと思います。 四季報を読むポイント ①１ページ目から読むべし 　１頁目には、日本経済全体の動向が解説されています。前号とどう状況が変わったかなど、重要な情報が掲載されています。 ②５ベージ目もチェック 　１ページ目の経済全体を分解して、業種別の状況が書か... ...続きを読む

今日はセミナーです。会場は結構盛況です。ちょっとどきどきしてきました。 あっ、まつさんに会いました。 セミナーの感想は後で書くとして、今日配られたセミナー資料の一つに「要注意企業はココで見抜く」という週刊東洋経済９／１３号があります。 当座比率や流動比率で危ない企業を探す方法が書かれていますが、それでは、絶対につぶれなさそうな企業はどこだろう？ ということで、本日３銘柄ほどＰＩＣＫＳして見ました。 ... ...続きを読む

昨日は、先週仕込んだ株の一部を売却、少し利益確定しました。 先週後半から、日米欧が協調して、金融危機の際には大量の資金を市場投入する体制が整いつつあります。 リーマン、ＡＩＧと続いた金融不安も、金融恐慌といった悲惨な事態に陥る可能性は少なくなったと見ています。 もちろん、金融機関の破綻は起こるでしょうが、連鎖破綻の可能性は少なくなったと見ています。 昨日はＮＹが下げていますし、明日はバーゲン相場が期待で... ...続きを読む

恐れていた事態が起きてしまいました。 米ドルＭＭＦで、元本割れが発生してしまいました。 ＭＭＦは3ヶ月以内の短期債券、それもＡＡＡなど安全度の高い債券運用なので、通常ではまず元本割れは起きません。 ただ、現在は格付けが全く安全度を表していないし、いきなり破綻するケースが多いので、元本割れしなければ良いけどと不安に思っていました。 ＭＭＦは安全性から言って、最後の砦に近いので、安全な金融資産が... ...続きを読む