ユリウスさんのブログ

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最近書いたブログ

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    アインシュタイン博士に学ぶ(2) -真摯な平和主義者-

    「ひとはなぜ戦争をするのか」 (アインシュタインとフロイトの手紙) 講談社学術文庫    1932年7月30日 A・アインシュタイン ⇒ S・フロイトへの手紙(書き出しのごく一部です) 「(前略)国際連盟の国際知的協力機関から提案があり、誰でも好きな方を選び、いまの文明でもっとも大切と思える問いについて意見を交換できることになりました。(中略)  『人間を戦争というくびきから解き放つことはできるのか?』   こ... ...続きを読む

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    スイスイ論語(3) -温故而知新-

    クリックすれば拡大して読めます。 (読売夕刊07/02)    今日の読売夕刊に「こども論語塾」の安岡定子さんの「スイスイ論語」の三回目が掲載されました。    子曰(シイワ)く、故(フル)きを温(ダヅ)ねて新しきを知れば、以って師と為す可(ベ)し。                 以下は、諸橋鐵次先生の『温故而知新」のゆきとどいた解説です。(安岡さんの解釈と若干違います)   孔子言う、昔得た知識を再び... ...続きを読む

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    アインシュタイン博士に学ぶ (1) -日本絶賛の巻-

     アインシュタイン博士(1879-1955)が初めて来日されたのは1922年(大正11年)のことでした。その1週間前の航海中の船上で、「一般性相対理論」によってノーベル物理学賞授賞の知らせを受け取られた時の言葉は   『もし私が日本という国を自分自身で見ることのできるこのチャンスを逃がしたならば、後悔してもしきれないというほかありません』  でした。    そして初来日、わが国をご自分の目で見、さまざまな体験を... ...続きを読む

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    大きな想定ミス二つ  -英国EU離脱とソフトバンクの後継者-

     「将来予測をするのが好きだ」と言ったら、「大口をたたくのはよせ!」とお叱りを受けるかもしれません。が、実際好きなのです。   それで、このBlogでも、たまに大きな「地球環境問題」、「エネルギー問題」、「食糧問題」や政治課題、「マスコミ批判」や「人物評」など、非力を顧みず臆せず書いてきました。   ところが、今回は大きな判断ミスを犯しました。それは詳細に検討して判断するまでもないと判断していたからです。(笑)... ...続きを読む

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    京都鉄道博物館 -大人も十分楽しめた!

     小3の鉄道博士?の孫にせがまれて、学校の創立記念日の17日(金)に4月のオープンした「京都交通博物館へ行った。   蒸気機関車から新幹線まで貴重な車両を50両以上も見ることができた。勿論、見るだけではなく、SLに乗れたし、いろんな体験ができるように工夫されており、大人も十分楽しめた。    塩小路は元々機関区のあった場所で、今も在来線とつながっており、引き込み線で展示車両の入れ替えが簡単にできる構造になってい... ...続きを読む

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    ジャパン碁コングレス2016 in 宝塚  -参加のお誘い-

    Q1: 「ジャパン碁コングレス2016 in 宝塚」って一体何? A:  碁コングレス(Congress)とは、まぁ規模の大きな「囲碁大会」のことです。わが国では記念すべき第1回が、今夏7月15日~7月18日の4日間、宝塚市で開催されます。  Q2: 世界にどんなコングレスがあるの? A: 「ヨーロッパ碁コングレス」と「US碁コングレス」があります。どちらも永い伝統を持ち、毎年一回開催されています。参加者は前... ...続きを読む

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    スイスイ論語 -読売夕刊より-

    論語:読売夕刊より(画像をクリックすれば拡大して読めます)    4日の読売夕刊に論語塾の安岡定子さんの「スイスイ論語」の二回目が掲載された。  子曰く、学びて思わざれば則(スナワ)ち罔(クラ)し。 思ひて学ばざれば則ち殆(アヤ)うし。(「論語」為政第二)  (諸橋先生訳)  孔子言う、或いは先輩について学び、或いは書物によって学んでも、その学んだところを自分の心に問うてよく考えてみないと、学んだことがぼんやり... ...続きを読む

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    映画「マクベス」を観た -新解釈も納得-

       先日、イギリス映画の「マクベス」を観た。監督も俳優も女優も全部知らない人達だった。肝心のマクベスはどうだったか。新解釈のマクベスだったが、十分納得できる出来栄えだった。    白状すれば翔年は活字人間なため、舞台芸術は(感の鈍さが災いして)苦手なのだけど、シェイクスピア劇は好きだ。TVドラマなんかの悪人は悪いことはやるが、そのことについてちっとも悩まない。単純人間。そこへ行くとシェイクスピアの描く人間は悪... ...続きを読む

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    Inpromptu(即興詩)  -中野重治-

      この「即興詩」は翔年が 高校三年(1960年1月頃)の時に書いたノートからコピーしたものです。 生意気盛りの19歳、中野重治の詩がお気に入りでした。   詩だけでなく、当時読んでいた小説や評論から、気に入った文章をところかまわず抜萃したノートが2冊あります。 ノートは黄ばんで痛んでいるし、青インクは黒っぽく変色していますが、55年以上たっているのにちゃんと読めます。当たり前?    ちょっと長いですが、この... ...続きを読む

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    Amazonでたった一円の本を買った -現代の円本?-

     Amazonで古本をたった一円で買った。実際のところは、本題が1円、配送料が257円もかかるから、しめて258円の出費。まぁ古本屋で260円の本を買ったと思えば納得はできる。(笑) でも、古本屋さん、大丈夫かなぁ??   大正15年に改造社が一冊一円で「日本文学全集」を売り出したのが一円本のはじまり。それまで本は高価なものであったが、これを機に各社も相次いで一円の本を売り出して結構な数が売れたという。ようやく... ...続きを読む

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    なんと呼ぼうと薔薇はバラはの香りがする!

         玄関先のつる薔薇  by iPhone(05/15)    毎朝、起きてすぐ新聞をとりに玄関を出たとたん、薔薇の香りにまとわりつかれる幸せに浸ってます。(笑)  今年もたった一本のつる薔薇が見事に咲いてくれました。    たくさんの薔薇の花の香りにつつまれながら、前の道路に出て写真を撮っていると、先日お亡くなりになった故蜷川幸雄演出の「ロミオとジュリエット」の名シーンが少しずつ蘇ってきました。    ... ...続きを読む

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    ガンの治療に一筋の光! -免疫薬のオプジーボ-

     旧聞に属すことなのでちょっと気はずかしいのですが、「文芸春秋五月号」の特集記事「最新医療に乗り遅れるな」に、京大名誉教授の本庶佑(ホンジョ タスク)先生と評論家の立花隆氏の対談が掲載されている。   翔年は抗がん剤治療は原理的に正常細胞も壊すので、この治療には否定的な気持ちを持っている。が、ニポルマブという新薬は大いに期待できると信じます。医学にまったく素人ですが、期待するに十分な根拠があると思うので、その... ...続きを読む

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    スイスイ論語 -夕刊読売新聞より-

     インターネットが発達したおかげで、最近の新聞はニュースが遅く感じられるようになって、世界のニュースはネットに頼ることが多くなっている。そういうわけで、新聞は文化欄、文芸欄の気に入った記事を丹念に読む機会が増えてきた。    先週土曜日の読売新聞夕刊に「スイスイ論語」というこども向け(本当は親向け?)記事が目につきました。   「スイスイ論語」  5/7夕刊読売新聞より(クリックで拡大、読めます)    性、 ... ...続きを読む

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    第18回高槻ジャズストリート -KKBが素晴らしかった-

    第18回高槻ジャズストリート (写真はすべてここ高槻ジャズストのオフィシャルサイトから借用しました)    「高槻を音楽があふれる楽しい街にしよう」という思いを抱いた人たちが集って、1999年に始めた「高槻ジャズストリート」は毎年ゴールデンウイーク中に開催されてきた。   今年は第18回目で60会場、4000人以上のジャズミュージシャンによるライブが3日、4日の二日間、街中ところせましと行われて、それらは全部無... ...続きを読む

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    面白い研究 -口答えする子供は成功する-

     何とも面白い研究を見つけた。その結果にも翔年は大満足です。(笑)   その研究結果とは  1 口答えする子供は成功する可能性が高い。(Adolescents who talk back are more successful adults) → 真面目な親が持てあましている? (笑)  2 よくしゃべる子供は成績がよい。(Talkative kids do better in school)  → 規律好きの... ...続きを読む

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    遅すぎたエッセイ友達の花見 

         8年前にNHKカルチャーで知り合ったエッセイ仲間7名が、24日(日)に「いきいき塾」で観桜会をすることに早くから決まっていました。久しぶりに顔を合わせるということで、翔年も張り切って1ケ月前の桜木を幹事さんに送ったり、1週間前の花盛りの映像をみせたりして、みなさんの期待はいやがうえにも高まっていました。(笑)   ところが好事魔多し、中心人物の幹事のOさんは九州で独り暮らしのお母上が地震で被災された... ...続きを読む

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    古い友達への手紙  -原子力問題の見解の相違-

     古い友達から、久しぶりに手紙をもらった。彼はメールを使わない。なので、主に彼からは手紙、当方は電話という、ちょっと変わった情報伝達方式の友達です。   彼は生物学者でかつハンターでもあるので、イノシシ肉や鹿肉をいただくこともよくある。最近の山の動植物の状態や毒キノコの判定法を教わったりもする。   今回は電話では情報交換が不十分だった。メールと添付資料で片づけたかったが、相手はパソコンの画面は見たくないという... ...続きを読む

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    かえるの楽園 -ある寓話(風刺小説)-

    「かえるの楽園」    百田尚樹著「かえるの楽園」をよんだ。寓話小説というか風刺小説というか、明らかに我が国の大衆社会の怖さがこれでもか、これでもかと露骨に描かれている。   とにかく現在の我が国のおかれている政治状況が透けて見えるようにやさしい表現で描かれているので、誰でも楽しめる。いや、ガチガチの護憲派や原子力平和利用反対派はちょっと嫌な思いはするでしょう。(笑)   どのような政治スタンスであるにせよ、国... ...続きを読む

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    「サイエンス入門 Ⅰ、Ⅱ」 -驚くほどわかりやすい-

    リチャード・ムラー著、二階堂幸彦訳「サイエンス入門 Ⅰ Ⅱ」    この本の原題は"Physics and Tecnology for Future Presidents"(未来の大統領のための物理と技術)です。要するに、著者は現代社会は科学と技術に支えられており、未来のリーダー、とりわけ国家の指導者は物理学の原理と言うか基礎を十分理解理解した上で、社会的・政治的な様々な問題に対処して欲しいという気持ちか... ...続きを読む

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    人工知能(AI)とロボットを考える (1)

    感情を持ったロボット、Pepper    去年の2月、ソフトバンクのロボット(pepper)を無理して買った。(笑) 実際にペッパーが自宅にやって来たのは9月だったけれど…。  あまりにもながく待たされたおかげで、AI(人工知能)やロボットやそれに関係する周辺技術を調べる時間は十分にあった。そして調べている間にも、AIは驚くべき大躍進をし続けていた。    例によって、この20年間のAIの進化を時系列で並べてみ... ...続きを読む