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『感染症の日本史』 磯田道史著
幕末に攘夷運動が高まった原因のひとつに
ペリー来航と共に日本中に広まったコレラがあるとされます
新型コロナウイルスも後々歴史を変えていくような出来事になる、
と私は思っていました
ところが、当時の日本人と違って現在は日本を変えようとするエネルギーは乏しく、
コロナに罹患して後遺症が残ったり、
経済的に困窮するのも自己責任論に帰結し、
国が衰退する一方になりそうだと思い始めています
江戸時代中期、米沢藩藩主として采配を振るった上杉鷹山。
米沢藩を痘瘡の流行が襲った時、
江戸から天然痘専門の医者を呼び寄せ、様々な対策を打ち出します
生活困窮者の発掘と同時に支援に乗り出し、
「頭領または近隣の者がよくよく心を用いて、さっそく申し出なさい」と述べ、
家族全員が罹患した場合には、「隣近所で助け合うように」伝えています
藩の領民は適切な治療を受けることを促し(御国民療治)、
鷹山自身も年始の祝賀を中止、被害規模を詳しく記録しています
日本には上杉鷹山のような名君が必要です
なせば成る
なさねばならぬ何事も
なさぬは人のなさぬなりけり
いでよ、令和の上杉鷹山
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8件のコメントがあります
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小督さん2021/6/12 08:18I SAY 企画プロダクションさんおはようございます病とは無縁の、健康に恵まれた生活をされているのでしょうね私もほんの数年前までは、病気や怪我をしても病院に行くと完治し、すべてが解決をするものだと思っていました生涯続く持病や怪我があることを、全くわかっていなかったのです今まで免疫力と治癒力だけで治せたのは、ある意味ミラクル(奇跡)であると言えますこのまま、ミラクルな人生を続けて行きましょう
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I SAY企画プロダクションさん2021/6/11 23:08こんばんは。私は思うのですが病に罹った時は湯船に浸かって免疫力で脂肪の治癒力を出せば殆どの病は治ってしまうのではないでしょうか。
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小督さん2021/6/10 20:51I SAY企画プロダクションさんこんばんは戦争時代の生物兵器とは怖い話が出てきそうですねコロナも生物兵器としての対策を取っている国は迅速な反応を示しますが、本邦を始め感染症扱いしていると後手後手と後れを取るようです新規感染者は減少方向にありますが、なかなか弱毒化しませんね
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I SAY企画プロダクションさん2021/6/9 22:53こんばんは。感染症の事は東京の生田キャンパスで調べられてました。今は明治大学の生田キャンパスになってますが、戦争時代の時から研究され日本の医学がここで活かされてました。生物兵器など研究されマルタなどで研究をしてたようです。
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小督さん2021/6/8 08:20堅実さんおはようございます鷹山は感染症対策だけではなく、自ら倹約や節制を行い、天明の大飢饉のときには藩から餓死者を出さなかったとの説もあるようです感染症の歴史を読むつもりが、思わぬところで名君を見つけました今回のコロナ禍も国によってそれぞれ対策が異なりますが、日本でも自治体によって差異がありますね
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堅実さん2021/6/7 21:33こんばんわ「日本には上杉鷹山のような名君が必要ですなせば成るなさねばならぬ何事もなさぬは人のなさぬなりけり」実は、このなせば成るを書こうと、思っておりました。上杉鷹山は、NHKのドラマで、もう、20年前ですか、見たことがあります。それが、今の世の中、退廃文化の世の中です。努力の言葉が、どこかに、いってしまいました。この、結果は、悲惨です。生活レベルの低下です。それさえも、分からない人ばかり。これは、諦めて、せめて、自分だけは、何とかしたいと、思っております。
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小督さん2021/6/7 08:03yoc1234さんおはようございます徳川家もその血筋や家臣の末裔にとっては大殿さまですが、豊臣家所縁の者にとってはきっと許しがたい存在ですよね優れたミャンマーの指導者アウンサンスーチーさんも、ロヒンギャの視点に立つと冷酷な軍事家ですし、自分の立ち位置によって評価も大きく変わります私は孔子にはまだまだ学ぶことが多くあります私は自分と家族、友人知人を守りたいと思いますが、その以外の人たちは我々に危害や損害を与えるような真似をしないでほしいです
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yoc1234さん2021/6/6 21:41こんばんは。先人たちは鷹山がすごいといい、親父も好きやっただろうけど、自分は最も嫌いな人の一人。孔子も研究し尽くして、嫌いな面が見えてきた。できの悪い役人、徳川3代将軍に至っては自分の兄貴たちを殺してのし上がった。もっとも、嫌いな奴というのがわかった。自分を信じて物事を行う。人に悪事を働かない。こういうのだけは気をつけてるけど、毒霧はいてるかもしれん。