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武田の業績予想は営業損失1930億円純損益3830億円の赤字
武田薬品工業は14日、アイルランドの製薬大手シャイアー買収の影響を織り込んだ連結決算を発表し、今期(2020年3月期)は1930億円の営業損失になるとの見通しを示したそうです。
市場予想は営業利益約2763億円となっていましたが、シャイアー買収の関連費用が業績を圧迫するようです。
売上高に当たる売上収益は、シャイアー買収の影響で前の期比57%増の3兆3000億円を見込んでいますが、純損益は3830億円の赤字を予想しているそうです。
武田は1月8日に620億ドル(現在のレートで約6兆8000億円)規模のシャイアー買収を完了し、前期(2019年3月期)に買収関連費用1263億円などを計上しましたが、今期も同2410億円、棚卸資産の価値調整費用として2530億円、無形資産の償却費として4390億円をそれぞれ予想しているとのことです。
武田が14日発表した資料によると、買収によるコスト面のシナジー目標を2021年度までに14億ドルから約20億ドルに引き上げるほか、中期的に業界トップクラスの利益率の実現を目指すそうです。
年間配当は180円を目標とするそうです。
武田は今月9日にドライアイ治療薬「シードラ」をノバルティスに、手術用パッチ剤「タコシール」をエチコンにそれぞれ譲渡したと発表しましたが、今期以降も中核事業以外の資産売却を進めるようです。
同時に発表した前期の営業利益は前の期比15%減の2050億円、売上収益は同19%増の2兆972億円だったそうです。
買収によりいきなりこんなに大きな影響がでるんですね。
配当も目標としていますが、維持できるんでしょうか。
株価には織り込まれているんでしょうかね。
ここまでの影響は織り込まれていないような気がするんですが。。。
4502:4,307円
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武田薬品工業(4502)
製薬会社も万能な薬品を作る事が出来ないのでしょうね。
人間の脂肪を研究すればもっと良い薬品が出来るでしょう。
おそらく将来的にはきちんと収益を出せる会社だと思います。