まはいさんのブログ
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過去20年分の投資振り返り
平成30年度は、過去最大の投資損失でした。
株式投資履歴 ↓ クリックで拡大
平成11年の投資開始から、年末の保有時価と投資残高を時系列で並べて振り返ります。
投資残高は、投資額から回収額を差し引いた純額の累積です。
グラフにiDeCoは含みません。
平成30年は大きく資金回収しました。
投資損益履歴
平成11年の投資開始から、年度の投資損益を時系列で並べて振り返ります。
税引前の株式投資損益に、iDeCoの運用損益を足しています。
株式投資とiDeCoは別々に勘定していますが、ここ5年ほどは補完し合ってリスク管理しています。そのため、一体として評価します。
この20年にいろいろ事件が有りましたが、10に絞りました。
アメリカ同時多発テロ事件
ワールドコム破綻
平成14年末までの投資損益の累計は、僅かに5,159円です。
大小の事件のたびに世界同時株安が発生し、とにかく株価が安かったです。
最初の4年間はほとんど儲かりませんでしたが、株価が安い時期に株式投資を開始したことが、20年を通しての利益の源泉だったと思います。
小泉劇場
郵政解散で、株式相場は急騰しました。
平成16年は、それまでの6年間の累積利益の2倍を超える利益を計上しました。
ライブドアショック
「日本版ITバブル崩壊」と言われる状況に発展しました。
一方で、従来産業や日経平均は堅調でした。
IT銘柄に集中投資していなければ良い年だったのですが、私は当のライブドアはじめIT銘柄を好んで投資対象にしていたので、好調な株式市場を横目にじり貧でした。
そのため、利益があるうちに売却を進めました。
平成18年は、20年の投資歴で3番目の凶作でした。
上海ショック
リーマン・ショック
証券市場の負の連鎖が止まりませんでした。
平成18年のライブドア・ショックで投資規模を縮小せざるを得なかったのが、ここに至ってむしろ幸運でした。
平成20年は、20年の投資歴で2番目の凶作でした。
東日本大震災
世界中の投資家が日本株から逃げ出す大災害でした。
民主党政権崩壊
野田首相が衆議院解散を明言すると、株価は急騰を開始しました。
アベノミクス
平成25年の投資利益は破格でした。
20年間の投資利益の3分の2を、この1年で稼ぎました。
トランプ旋風
平成28年の暮れから平成29年に掛けて、20年間の投資利益の3分の1を稼ぎました。
今後の方針
安倍政権も終わりが3年内です。平成18年3月に日銀が引き締めに転じて小泉劇場が終焉したことが、再び繰り返すことを警戒しておくことが肝要と考えます。
日銀が売りに回ったら、想像もしたくないです。
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over さん 明けましておめでとうございます。
ライブドア・ショックは、小泉劇場第二幕と同時進行しました。
ITバブル崩壊だったので私は大損しましたが、銀行や自動車に投資していた個人投資家は引き続き大儲けしていました。
ライブドア・ショックでは、儲けている投資家を横目に私は敗残処理していましたので、精神的には一番応えました。
「ライブドア・ショックで負けた分だけリーマン・ショックで傷が浅かった」と自分を慰めています。
それでも、リーマン・ショックは痛かったです。
私は、昨年末は臆病風に吹かれていました。ケツを捲って逃げ出した感じです。
小泉劇場やアベノミクスのような大相場は5,6年に一度です。大相場の幕間の数年は、とにかく損失を最小限にすることを避けて、利益を取ろうとは考えないことにしています。
相場環境が悪いときに儲けようとして逆に大敗することは、飽きるほど経験済みです。
夢想人さんのように、細かく動ける人は大相場の幕間でも利益を上げ続けることが出来るのかも知れません。
陰話するようですが、夢想人さんには期待しています。
次の大相場は東京オリンピックの反動不況が明けてからと予想しています。
「オリンピックの翌年は不況」というのは世界各国で実証済みの高確率のアノマリーです。
選手村の不動産大放出で不動産市況は低迷、東京への人口集中が加速して地方の人手不足が限界突破、などなど、考えるだけ気が重いです。
そこで安価な株式を買い集めれば、6年後くらいに大相場と期待しています。
雪風改 さん コメントありがとうございます。
アベノミクスに参加されて何よりです。
過去20年を振り返ってみると、そのうち19年は何もしないで、アベノミクスだけ参加していれば良かったという結果です。
アベノミクスは、個人的には成功です。
ただ「アベノミクスの継続」を掲げた金融政策は無駄だったと思います。相場を高止まりさせても投資家に恩恵は薄いです。
日銀は余計なことをしていると思っています。
アベノミクスに当初から参加した個人投資家は大儲けして、私もその末席にいました。羨ましがられるのは解ります。
しかし、民主党政権時代には不労所得を得ようとする投資家は社会の敵として扱われていましたので、アベノミクスの利益は民主党暗黒時代を耐えたご褒美と思っています。
トランプ旋風は、私には予想外の出来事でした。
お蔭で、アベノミクスで売りそびれた銘柄を高値処分することができました。
まとめると、私の投資成績は外部要因に左右されていて、自分の才覚は投資成績にほとんど関係ないです。
私はアベノミクスからの相場参加でした。
投資家歴自体はアベノミクスとともにの相場師です黒田バズーカで駆け出しの頃、ケネディクスを手に握りしめ急騰した相場に熱狂しました。
トランプ旋風はトランプ当選後の下落と高騰は予測しては今したが… 輸出関連株が急騰し手が出しづらい状況になり… そんな出遅れ銘柄で安くなってた電力株… 四国電力等の固め打ちでブレグジットの損失を取り戻し増した。
今は九州電力株等の電力株がメインでの投資で後はその他二銘柄投資してます。
アベノミクスは失敗とかいう評論家は投資家目線で言ったら◯ホでしょうね。
ですから成功と言ってる評論家の話しか基本耳を傾けません。
まはいさんもアベノミクスでのパフォーマンスは凄いですね。
羨ましい限りです。
夢想人 さん コメントありがとうございます。
平成25年度は、50銘柄を取扱いました。そのうち、年度損失はDeNAだけで、残り49銘柄は利益を計上しました。つまり、ケチが付いたDeNAのような例外は有りましたが、株式なら何を買っても儲かるのがアベノミクスでした。
平成28,29年度も、トランプ旋風はアベノミクスに近い感じでした。
ただ、既にアベノミクスで株価が高くなっていたので、伸びしろが残っている銘柄選びが必要でした。
夢想人さんは、アベノミクスに参加しなかったのは残念ですが、トランプ旋風には乗れていました。
トランプ旋風は、私の投資歴20年の中でも指折りの相場環境でしたが、私は守りに入っていたので上手く活用できませんでした。
> 株で安定した収益を上げたいと考えるよりは、
> 稼げるときに稼ぐというのが正解のように見えてきますね。
私はその通り考えています。
ただ、同じことを反対から見て「稼げないときに稼ごうとすると雪だるま式に損をする」と考えています。
RODEMU2015 さん コメントありがとうございます。
長いので1行にまとめると
「平成30年度は20年の投資歴で最も損をした」
です。