夢想人さんのブログ
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確信を持って勝負すると負ける。
投資をする以上、ある程度、儲かるという目算をもって、
資金を投下するのだと思う。
負けると思って投資するバカは、そんなにはいない。
(ごく稀に、破滅的な思考の人はいるけど)
しかし、「こうやれば絶対もうかる」とか「この銘柄は大丈夫」とか
変に確信をもって投資すると、案外うまくいかない。
そういう心理状態の時には、大勝負とか言って、資金を投下し過ぎる。
そうやって傷口を広げる。
投資をするには、ある程度、儲かるであろうことに、
ある程度の確度のある予想・見通しをもって行うべき。
だからこそ、チャートを勉強したり、ファンダを勉強したりと
努力をする。それを否定するつもりはないし、むしろ努力するべし。
だけど、「100%」とか「絶対」とか、そう思う心理状態のときは、
何かしら、自分が気が付かない「見落とし」がある。
あるいは、相場の神様が絶対に勝たせたくないという神の力で、
何かしらのイベントを発生させる。そんな気がする。
(結構ネガティブな思考ですね)
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今年、絶対の確信をもって投資したのは、リコーの空売り。
(確信をもって参戦した時に書いたブログ:https://minkabu.jp/blog/show/811461)
その取引履歴は、以下の通り。(500株単位の取引)
05/01 ■売①:@ 865 参戦
05/26 ■売②:@ 950 売増
…(5/31終値 @934、含み損△26,500)
06/30 ■売③:@ 990 売増
…(6/30終値@992、含み損△85,500 売①②③)
07/14 ■売④:@1000 売増
07/19 ■買④:@ 971 買戻(+13,354)
07/19 ■買③:@ 970 買戻(+ 8,271)
07/21 ■売⑤:@ 990 売増
…(7/31終値@1,037、含み損△153,000 売①②⑤)
08/15 ■売⑥:@1060 売増
08/16 ■買⑥:@1050 買戻(+3,695)
08/17 ■売⑦:@1060 売増
…(8/31終値@1,101、含み損△269,500 売①②⑤⑦)
9月取引無し
…(9/30終値@1,094、含み損△255,500 売①②⑤⑦)
10月、ここまで取引無し
…(10/25年初来高値@1,182 含み損△431,500 売①②⑤⑦)
10/30 ■買②:@1,133 買戻(△99,140)
10/30 ■売⑧:@1,135 売増
10/31 ■買①:@1,051 買戻(△100,961)
10/31 ■売⑨:@1,045 売増
…(10/30終値@1,046、含み益+23,000 売⑤⑦⑧⑨)
11/02時点 終値@1,009、含み益+97,000 累積実現損△174,281
NET:△77,281
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10/25 の年初来高値@1,182の時点で、
含み損△431,500、実現益+25,320 NET△406,180
これが、最大損失。
に対して、直近は△77,281 → +328,899の改善。
一週間で、ここまで劇的に改善するのは、株の恐ろしさであり、
醍醐味なのかもしれない。
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心理面を振り返ると、
■~7月末の1Q決算まで
…5月の業績予想は、超絶に悪かった。いつか大幅下落が来るはず。
■1Qの決算発表後~今まで。
…1Qの実績は、進捗率100%以上だが、何か爆弾を抱えているはず。
業績予想の修正をしないのがその証左。最悪、次の2Q決算発表まで待つ。
確信をもって投資した結果、10/25時点で、△431,500の含み損。
実現益+25,320 NET△406,180という悲惨な結果を迎えることになった。
この時点で手仕舞いをすると、ただ大幅な損を出したことになる。
10/30-31でロールオーバーすることに迷いは全く無かったけど、
もし、ロールオーバーせず、損を確定していたら……と思うと
一貫してブレずに判断したことが、結果的には良かったといえる。
(現時点では)
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ところで、もし仮に、含み損が5%以上になったら
損切りするというルールを持っていたら、どんな結果になっていただろうか?
最初の@865の売りに対し、5%上昇の@908で損切り
すなわち、△21,500の損で済む。
このあとは何もせず、じっと待ち続け、10月の業績予想の修正
を待って売りで参戦すれば、確実に利益を取れた。。
これも結果論かもしれないけど。
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ここでの教訓は、中途半端が、一番よくないという事か。
失敗トレードに対して、5%損切りルールを持っていれば、
少ない傷で済んでいたかもしれない。
ただ、それは自分のスタイルではない気がする。
おそらく、損切りを繰り返し、損切り貧乏に陥るのだろう。
現時点では、5%損切りルールに、損益で負けているが、
おそらく、@1000の心理的抵抗線を突破すれば、
更にずっと下押しする。そう思っている。
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……って、そういう思考が危ないんじゃないか?
現在進行形の取引に、こういうブログを書くこと自体、
何かのフラグを立てているような気がしないでもない。
まぁ、あんまり考えすぎずに、投資するのがいいのかな?
今年一番頭を使ったこの銘柄は依然として損を抱える一方で、
あんまり頭を使わずに取引した銘柄が儲かっている。
この銘柄に割いたエネルギーを、別の所に向ければ、儲けられたかもしれない。
実に理不尽だなと思うけど、
とりあえず、決算急落銘柄は買いかな、とか
そんな程度でいいんじゃないか、とか、
(この銘柄、最初の急落時に、買いで参戦していたらと思うと……)
その代わり失敗したと思ったらさっさと逃げる。
深い傷を負ったと思えば、逆にじっと我慢するとか。
中途半端が一番よくないんじゃないかなー というのが
とりあえずの結論でしょうか。
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6件のコメントがあります
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夢想人さん2017/11/5 22:59hmurayamaさん こんばんはBREXITの時は、怖いなと思いながらも、ここで買わないと、浮上できないという恐怖感から買いました。おかげで、昨年の損益の大幅プラス要因になりました。大統領選の時は一瞬だったので、ワクワクしながらも、NISAでトヨタ株を買うことくらいしかできませんでした(今、含み益は、25%くらい)ショックが来たら、保有株に対しては、現物株を売らずに、資産防衛のための「つなぎ売り」をすれば良いのではないでしょうか?また、無理に売らず、底打ちを確認してから現物を買い増すとか。
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murabo-さん2017/11/5 12:42僕はBREXITのとき、大統領選の時ワクワクして為替チャートを見てNTT等を買いました。素人の僕が1月より訓練し、多少分かるようになりました。ショックが来ることを待ちたい気がします。その時全株を投げ売りできる勇気があるか確かめたい。
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夢想人さん2017/11/5 12:18コメントありがとうございます。預金に置くくらいなら、株で投資というのは、私も同じですね。配当利回り2%くらいの銘柄は、たくさんあるので、私は、最低限3%、できれば4%以上の銘柄を基本的に探しています。マイPFでは、9986蔵王産業が、一番の成功例で、当初の投資時は、配当利回り4%超えで、今は30%以上株価が上昇し、それでも、まだ配当利回り3%を越えています。(少しずつ利食いして、残高を減らしています)基本は、ガツンと下がった時に買って、長期保有です。数%の下落ならよくあることなので基本的に放置。そのうち回復します。特に高配当・優待銘柄なら。仮に10%とか、ガッツリ下がったら、ナンピン買いで取得価格を下げて半値戻しで、益が出てきたら、ナンピン買い分を処分。日中、相場を常に監視できないので、急落に対しては、基本的に、買い増しして、追従する位しか策は無く、そのために、資金を厚めに温存しているという感じです。
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夢想人さん2017/11/5 11:59かわうそくんさん おはようございます。コメントありがとうございます。本取引は、全体としては、失敗事例ですが、失敗した時にどう対処すればよいか?というのがテーマの一つだったりです。すぐ損切り、というのが玄人のやり方でしょう。残念ながら素人の自分は、即断できず傷を深めているのですが、そんな時は、じっと待つのが良いかと。待つ時の拠り所は、自分の信念とか確信とかでしょうか。資金を確保した上での投資なので、追証の心配はないのですが、損失を膨らませないための損切りは、迷います。一旦損切りして、機を見て再参戦とか、弾力的にできればよいのですが、なかなか、難しいです。本当の正解は、最初の参戦時に、買いで参戦でした。もし売りで入るなら、ワンテンポ遅らせて、リバウンドを見てから、でも良かった。確信をもって、すぐに飛びついてしまったのが、苦戦する羽目になった一番の要因かと。反省が多い取引で、記録すべきかなと思った次第です。
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murabo-さん2017/11/5 06:26おはようございます。僕は金利Zeroに等しくなり貯金として株を始めました。配当2%あればよいと思っていました。しかし株価が下がるとそれどころではありません。僕の負けなければよいは、含みは0でも構わないという意味です。それを守るため売買で調節をしています。原株は配当があり、追証がありません。
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かわうそくんさん2017/11/5 06:14おはようございます。大変参考になりました。ありがとうございます。「100%」とか「絶対」とか、そう思う心理状態のときは、何かしら、自分が気が付かない「見落とし」がある。自分も何度か、”絶対”そう思ったことがあります。いつかは、しっぺかえしがきますね。失敗トレードに対して、5%損切りルールを持っていれば、少ない傷で済んでいたかもしれない。ただ、それは自分のスタイルではない気がする。おそらく、損切りを繰り返し、損切り貧乏に陥るのだろう。自分は、追証になるほど、資金はつぎ込まず、でも、損が増えてくると、つい損きりしたくなり、結果的には、何もしないほうがよかったことが、何度かあります。迷いますね。