ほんま そうかいさんのブログ

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平成相場三昧伝 還暦記念速習49日間(死の哲学)

☠チベットの死者の書を讀む第38日目

模擬戦・シュミレーション挑戦「死の修行」2回目。


【初七日】

故人・山田太郎(享年63歳)

山田の妻・(還暦)

導師・ほんま れいかい(佛名)


導師「なむあみだぶつ。なむあみだぶつ。太郎靈よ。よく聞きなされ。」


「死のバルドー(中有)が立ち昇ったら、

私は一切の執着、むさぼり、渇愛を離れ、自らの意識を不生のリクパ(浄土)に放つ。」

                                    ☠チベットの死者の書

不生のリクパ≒浄土宗で言ふ極楽浄土。


死んだ時点での我執が強いと、リクパ滞在の時間は、極めて、短ひ。

導師「うん?これは、太郎靈が、いま帰宅してゐる。さふか、いまだ往生できずか。なぜか?」


山田の妻「うちの太郎は、ほーんと保険嫌いで、ろくにお金を残さなひで、逝っちゃった。」

「あぁ、それにしても、キャバクラの若い女に、よりによって生命保険を解約してまで、貢いだりして、きぃーっ

いまでも許せないー!あのハゲ~~~~~~っ


導師「それだ!奥さま。いつまでも人を、ゆるさなひでおくのは、

いはば心に刺さったとげを抜かなひで、おくのと同じこと。

それが太郎靈の往生の妨げともなりまする。

『死者を鞭打つことなかれ』マタイによる福音書」


靈は、肉体を失った分、心のはたらきは、5~7倍鋭ひ。

また一種の透視能力を有しており、

遺族や参拝者の心の内が見える。つつしむべし。


導師;「太郎靈よ。これより第二のバルドーにはいる。これそ曼荼羅会。

忿怒佛や寂静佛そして神々のマンダラが5回繰り広げられる。

ただしこれは、太郎靈の心のつくりだす幻にすぎぬ。

よもや逃げ出したりしてはならぬ。

ここから先は、山田家の宗派。おひがしさんでは、チト力不足。

密教的世界のバルドーなりー!」


OM AH HUM VAJRA GURU PADMA SIDDHI HUM 

[オン ア フーン ヴェンザ グル ペメ シッディ フーン] チベット呪 つづく。

                 第38日目 おはり





 

 

 



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