元祖SHINSHINさんのブログ
ブログ
右鎖骨圧迫感と血圧200突破
始業前のある朝、軽食をとった後に
右鎖骨付近が強く圧迫されるような感覚に襲われた。
その圧迫感は、やがて右側頸部へ広がり、
顔面が拡張していくかのような感覚へと変わっていった。
この時点で、
なにやら血圧もものすごく高くなっている感じもあったので、
脳梗塞とか脳出血の兆候なのではないかと疑い、
119へ電話をかけた。
すると、今度は右頸部が、
まるでポップコーンがはじけるように
ボンと膨らんできた。
同時に、血圧が下がってきたのを感じた。
5分ほどで救急車が到着し、
車内で血圧測定してみると、
少し落ち着いていたのであろうが
それでも数値は160mmHgということだった。
恐らく、発作当初には200mmHgを突破していたと思われる。
救急隊員の話はこうだ。
血圧も落ち着いてきたし、たしかに右頸部は腫れているけれど、
緊急性は低い。
歯科か口腔、耳鼻科関連の疾患と思われる。
というわけで、救急車には乗らず様子を見ることにした。
感染症を疑ったので、アジスロマイシンの後発品を自費購入して、
すぐに最初の2錠を服用した。
*
夜の7時頃になると、
右側頸部の腫脹は少し大きくなってきていた。
少し不安が募ってきたので、早退する。
夜間、どの病院に行くか悩んだが、
24時間体制で有名な辻堂駅前にある徳州会病院を選んだ。
救急担当の若手医師の診断はこうだった。
耳下腺炎か、ザ石症ではないかと。
耳下腺炎だと痛みがあるはずだが、そうではないのでザ石症かもしれない。
詳細な診断をつけたければ耳鼻科を受診して欲しいと。
なお、耳下腺炎はウイルスでなることが多いので、
その場合にはアジスロマイシンは無効だが、
ザ石症の場合には細菌感染が生じることもあるので、服薬継続で構わない。
何となく安心して帰宅したのだが、
朧気ながら思考をつづけている内に、
あることに気がついた。
自分は洗顔時にしばしば水が耳に入ってしまう。
そうしている内に、中耳炎が生じて痛くなるので、
そういうときにも自費購入でアジスロマイシンを服用していたのだった。
右側頸部の腫脹をよくみると、
それは右耳方向へ走っており、
やはりこれは、中耳炎なのではないかと恵心した。
ならばアジスロマイシン服用は、当たっているはずだ。
アジスロマイシンは3日間連続で服用すると、
1週間効果が持続する仕組みを有した抗生物質だ。
発作が出てから5日ほど経つが、
右頸部~顔面の腫脹は消失しており、
やはり中耳炎だったようだ。
*
振り返ると、あの急激な血圧上昇は、
リンパ管が腫脹したために近位の血管を圧迫し、
二次的に生じたようだ。
その後、恐らくはリンパ系が決壊して頸部が腫脹し、
血圧は下がっていった。
しかし、そうと判明していない状況では、
正直、脳梗塞やら脳出血に対する恐怖を感じた。
*
因みに、リンパ系疾患をネットで調べると、
画像が集積されているサイトを発見した。
頸部片側、足、腸管などなど、
リンパ管が腫脹する疾患は多いようで驚く。
-
タグ:
私も以前時々、左右の耳の下が腫れて痛みが出ました。
リンパかと思って内科に行き、否定
耳下腺と言われて耳鼻科に行き、否定
唾液腺と言われ歯科で否定→リンパと言われる
と一巡している間に腫れがひきました。
その後も何回か腫れたので、別の歯科に行ったところ
唾石症 だせきしょう
とわかりました。
唾液腺に小さい石が詰まり、レントゲンに写ることもあります。
普通は片方だけ腫れます。
ひどくなれば手術も必要です。
私は抗生物質はなるべく飲まない主義なので、プロポリスやマヌカハニー飲んで治しているうちに腫れが出なくなりました。
返事が遅くなり、申し訳ありません。
春吉君の「騎士団長殺し」を読みふけっていたもので。
ところで、貴重なコメントありがとうございます。
唾石症と書くのですね、
調べもせず、「騎士団長殺し」を読みふけっていたもので。
お詫びのしるしに、ひとつオモロイネタを献上致します。
二日前に、顧客から聞いた中耳炎の話。
その顧客の若いころの中耳炎手術というものは、
それはそれは怖ろしいものだったというのです。
まず、手足を縛り付けられて、
耳のすぐ後ろ側へ半円形の切れ目を開けるために、
金槌とノミでもって、ガンガン打ち付けられて
パカッと開けた後、処置をしたんだそうです。
そういう、生きた心地のしない手術を、
両耳に都合4回もしたという・・・。
手術の後も見せてもらったので、本当の話と思われます(怖)
今はもう、こんな原始的な手術はされないようです。