yuhsanさんのブログ
1-12 企業の発展とともに
「投資できる資金をすべて株式で運用し、上昇期に大きく増やし、下落期には持ち株を抱えて冬眠に入った場合、次の相場に入るときに、前より資産が増えている保証はないでしょう?」
「特に、バブル以降の20年間のように、株価が長期低迷を続けていれば、減っている可能性も高いように思えますが……」
もちろん、その可能性もないとはいえません。
考え方としては、4~5年に1回ある停滞期から上昇、天井、下落、そして次の相場に入る停滞期までのサイクルの初期に、あらかじめ選定した株式を少しずつ購入し、上昇期に入るまでにポートフォリオを完成させ、以後は高値の銘柄を売却し、その資金で株を買い増しし、持ち株を増やしてゆきます。
計算上では、安値から天井に掛けて資産を2倍にし、下落期に3/4にまで減少すると考えると、1サイクルの終了時には出発点から1.5倍(2×0.75)になります。この操作を20年間で4回繰り返せば、1,000万円が5,000万円となりますが……。
問題は、どうやって銘柄を選ぶかです。銘柄の選択、購入の時期、ポートフォリオの組み方、などは第二部の実践編で詳述していますが、5年後の企業がイメージできるかが、もっとも大切です。
「波乗り投資法」では、大きな流れを読み、その相場の初期段階で選定した銘柄は変えないことにしています。そのため購入した銘柄は、最短でも5年は保有します。当然のことながら、5年の間に「世の中」が変わります。その変化を読んだ上で、「会社の発展とともに」利益を増やし、その利益により増加した企業価値(時価総額)を、配当と資産形成という形で、持分に応じて分かちあえる企業であることが選定の基準になります。
「世の中」の変化といっても、政治、経済などの投資環境、市場で評価される業種、経営者の株主に対する姿勢、などを具体的にイメージしなくてはなりません。
どのように想定して、5年間保有して問題ないと評価するのでしょうか。
(1)日本経済の発展とともに伸びるか……投資環境
経済成長率は1~2%、1~2%の消費者物価上昇、外国為替110円/ドル中心の上下10円、貿易収支の改善は進まず、輸出産業育成型の産業政策に転換。
アベノミクスは、あと1~2年は続くが、その先株価の大幅な下落を予想。株価のレンジは、12,000~20,000円を想定。
(2)5年後に存続しているか……成長する業種
5年後の市場で評価されるテーマ業種として、①エネルギー、②移動手段、③海洋防衛、④デフレからインフレへ、を想定。
①エネルギー使用量は今後も上昇、資源開発、省エネ、原子力等幅広い分野に展開。②移動手段としては、自動車から航空機、鉄道、サイクリングへ。③海洋防衛は日本防衛の中心、艦船、海上建造物、海洋資源保護など。④軽薄短小より重厚長大、ROE偏重よりバランスの取れた企業体質重視。
(3)経営者が信頼できるか……株主への配分
5年間に企業価値を向上し、その向上分を株主に配分する経営ができるか。
過去の配分実績を分析して経営者を評価する。不況を経験しているかも判断材料になる。
* * *
選定方法としては、まず5年間に伸びが期待できる業種を選び、その業種の中で優れた技術を持っている企業、そして経営者の資質という順序で選んでゆきます。必ずしも、業界のナンバーワン、大型企業である必要はありません。むしろ中小でも、財務内容がよく、業績がよい企業を見つけましょう。
「波乗り投資法」は、相場の波動を読んで波に乗り、「ためる」「ふやす」「あそぶ」の世代ごとに、その生活環境と資金に合わせた投資で目標を達成し、増やした資産からの配当金で、老後の豊かな生活を送る投資手法です。
「さあ、はじめましょう!株式投資を」
「20年なんてあっという間ですよ。今の決断を忘れないように」
yuhsanさん
おばかな私は一旦、昨日までに売却してしまってるんですけど
中長期保有の投資家にとって、
本当に、おめでとうをいいたいです
デイトレに甘んじず
我慢して持ってむくわれましたよね
さて・・・
今から・・・何買おう(笑)
おちゃちゃさん
おはようございます
いつも励ましのお言葉、感謝しています。
この通り……
(文字顔知らないんで、ごめんなさい)
私が、長期投資、長期投資って、言っているのですが、あまり聞いてくれません。
手数料と、税金を払うのが、そんなに楽しいんですかね。
マスコミも、証券会社も、取り引き所も、短期取引で儲かった話ばかり……。
つい「ぐち」ばかり。
でも、笑顔の「ぐち」です。
yuhsanさん
何回もすいません~
あったあったありました。日本株
買って、あとは死んだふりしてもっとこ~って思って買った
日本株のファンド 50万分 えへへ
そうそう
9月に・・・
どんどこどんどこ保有資産の評価額が増えて喜んでたら
10月にその倍以上目減りして
「このファンド、原価割らないうりたいぃ~」
「今が、我慢のしどころです」ってな会話が証券マンとあったんです
昨日の冒頭までに9月の高値までもどしてて
昨日の暴騰劇で、新高値更新
嬉しいです~
やっぱ、方向性だけ信じていたら
慌てず騒がず、どっしりとの投資の大切さを身にしみました
あの時無理やりにでも売ってたらと思うと背中が凍ります・・・(まじ)
おちゃちゃさん
こんにちは
よかったですね。(*^_^*)
やっと、かみさんに教えてもらった文字顔です。
結構やるでしょう。
そうなんですよ!
株は銘柄選択も大事ですが、いつ買うかのほうがもっと大切なんですよ。
いくらいい株でも時機が悪いと、高値つかみになります。
これからも、しっかり持っていましょうよ。
おちゃちゃさんのことだから、タンスに証書いっぱいありますよ。もう少し探してみたら…
gaspさん
こんにちは
コメントいただきありがとうございます。
gaspさんは、EPSにご注目のようですが、実は私も今後の相場を見る上で、EPSを勉強しています。
原稿はあらかたできていますので、次回7日には「日記」として出したいと思っています。
ヒントをいただきありがとうございました。
いつも日記を拝見させて頂いています。
いつも私にとってとても為になる、そしていつも深く考えさせられます。
もちろん、いい意味でですよ。
波乗り投資法。
私なりにいい企業、言い銘柄に出会えるのはもう少し時間がかかりそうです。
もっと勉強して良い企業を見分ける知識、そして目を養いたいと思います。
ありがとうございました。
j-uさん
おはようございます
いつもご覧いただき、コメントありがとうございました。
株投資をして「やった!」と感じるのは、やはり持ち株がほかの株よりあがったときではないでしょうか。
短期間で売り買いしていては、会社に対する愛着など生まれません。
おそらくアメリカでも、ヨーロッパでも、日本人ほど短期に株を売買していないのではと思っています。
最近そんなことを感じています。