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日銀は成長見通しを4連続で引き下げも強気姿勢を維持!?
一部報道で、日銀関係者が物価上昇(インフレ)率1%割れを懸念しているという衝撃的なニュースがありましたが、やはり黒田総裁を中心としたタカ派メンバーは強気姿勢を崩していないようですΣ(゚Д゚;エーッ!
成長見通しは下振れもインフレ達成へは自信… う~ん、黒田っちもちょっとおかしいですよ?2015年度中に2%という物価上昇目標(インフレターゲット)を達成するとしていますが、すでにエコノミストの9割以上は追加緩和なくして達成は不可能としています。
したがって、そろそろさらなる追加緩和の情報が出てくることを期待するわけですが、これについてはダンマリモードというか、今のところは順調に推移しているので何もしなくても達成可能といった強気の発言を繰り返しています。
しかも、日銀関係者によると今週末の(日)日銀・金融政策発表に合わせて半期に1度公表される展望レポート(経済・物価情勢の展望)内でも、経済成長見通しを4連続となる下方修正をする一方で、物価については追加緩和に踏み切らなくとも達成可能という自信が示されると報道されています。
ちなみに日銀は2014年のGDP成長見通しを1.0%、2015年度の消費者物価指数見通しを1.9%(消費増税の影響を除く)としていますから、GDPだけを下方修正させて物価上昇が変わらないというのは矛盾なのではといった気がします(゚д゚)(。_。)(゚д゚)(。_。) ウンウン
「GDP見通し4連続下方修正という矛盾のみを条件に達成するインタゲ!」
刃牙でいうならこんな感じでしょうか。まさにジャック・ハンマーさん状態になっていうるような・・・( ´゚д゚`)アチャー
まぁ明らかに増税の影響が尾を引いているわけですが、黒田っちはそれでも再増税して消費税を10%に引き上げることを推奨していたりしますし、いろんな意味でヤバそうです。
ちなみに民間の予測では今年のGDP成長率は+0.2~0.4%程度にとどまるとのことで、もはや絶望しかない状態です\(^o^)/オワタ
てなわけで、今週末の日銀イベントはかなり注目されそうです。もしも成長見通しの下方修正だけでなく、物価見通しも引き下げられるようであれば追加緩和期待から円売り(ドル買い)といった展開になりそうですが、そのままの1.9%であるなら失望感からのドル売り(円買い)となる可能性が高いので、この辺を意識しながら発表内容をしっかり確認していきましょう。
もちろん、日銀イベントの前に予想や展望について特集記事もアップさせていただきますので、どうぞよろしくお願いします。
1ドル=110円の厚い壁を崩すことができるか! 今のところは上昇力不足感は否めませんが、FOMCの早期利上げ期待と日銀の追加緩和期待の両方が高まるという最高の結果になれば十分達成は可能ではないかと思います。
再来週には雇用統計も控えていることもあり、110円以降は利益確定の動きが強まりそうではありますが、ポジティブなケースを想定すれば110円タッチぐらいは見ておきたいですね(b´∀`)ネッ!
逆にネガティブなケースを想定するのであれば、106円台に差し込む程度は考えておきたいところでしょうか。どんな結果となったとしても、流石に105円台以下に落ち込むことはないと思いますが、FOMCがハト派寄りかつ日銀がタカ派寄りといった最悪のパターンになるとそれなりに弱含む相場となるでしょう。
いずれにせよ今週は日米の金融政策イベントを確認してから方向性を探るということになりますので、事前に極端な報道が無い限り、週の前半は108.00円ラインを挟んでの上下が続きそうです。
そして、気になるテクニカル的には以下のようになっています↓
5日移動平均線を大きく割り込むこともありましたが、一目均衡表の雲には突入せずに下げ渋るといった展開となっています。チャート的にも110円ラインは目標としてそれなりに意識されてるのかもしれません…
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1件のコメントがあります
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gaspさん2014/10/27 16:15日銀黒田氏かなり厳しいですね。