今週は先週のショック相場から大分立ち直った1週間となりましたね(b´∀`)ネッ! イベントには乏しく材料難となっていましたが、株高が相場全体を引っ張る形となったと思います。
株高要因としては、一連の米企業の決算や米経済指標の好結果などですが、その他にも中国やドイツといった主要国の指標がまずまずといった内容だったことがリスクオン(選好)ムードを生み出しています。
まぁ欧州系指標が良かったことでドルが買われるという、ある意味不思議な現象にもなっていましたが、それだけEU圏の経済情勢が懸念されていたということの表れなのかもしれません(o-´ω`-)ウムウム
そして来週は、FOMCや米GDPといった注目材料がありますので、今後のアメリカ経済や金融政策といった見通しが相場を大きく左右しそうです。
今週の総括:エボラが上値を重くするも概ね堅調推移
20日(月)の東京市場は、1ドル=107.00~107.30円台でジワリと上昇した。わずかに上に窓を開けて始まり、前週末のミシガン大消費者信頼感指数の好結果からNYダウが大幅上昇していたことや、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が国内株式の運用比率の目安を現行の12%から20%台半ばへと引き上げるといった報道が重なったこともあって、日経平均株価が大暴騰となり+500円超と15,000円の大台を回復した。株価は今年最大の上げ幅を記録したが、ドル・円相場の上値は重く伸び悩んだ。
海外市場は、1ドル=106.70~107.20円台で結局は107円台を割り込む軟調気味の推移。欧州市場では、欧州株が弱含んだことや米長期金利(10年債利回り)が低下したことが重なって、徐々に値を下げる展開だった。
NY市場では、序盤に発表されたIBMの決算が予想外の減収・減益となったことで、株価が下落し、ドル・円も下押された。その後も上値は重く、106円台後半でのモミ合いが続いた。