上場企業が2014年度、配当や自社株式の取得によって株主に還元する利益の総額が、11兆4000億円になる見通しとなったことが、野村証券の推計で明らかになったそうです。
リーマン・ショック前で、過去最高だった2007年度の12兆3000億円に迫っており、景気の回復傾向による業績の改善で、経営者が株主への利益還元に積極的になっていることが鮮明になったようです。
野村証券が、上場企業3542社の株主還元の見通しを推計し、2014年度の配当額は計9兆2000億円、自己株式の取得に充てる金額は計2兆2000億円を、それぞれ見込んだそうです。
上ブレする可能性もありそうですね。