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武田薬品工業 ネガティブサプライズ
5/10は持株が905,771円値騰がりしました。
5/10はソフトバンク100株を売却しました。
5,500円を超えたため、少しずつ売却します。
武田薬品工業 日足 ↓ クリックで拡大
2014年度までの利益予想が控えめのため、大きく売られました。
5/92012年度決算および中期計画説明会←オンデマンド配信リンク
2015年に大増益を見込みますが、2014年度までこの先2年間の収益が非常に低くネガティブサプライズとなり、株価が急落しました。
主要製品売上高←リンク
決算発表に伴い、2013年度の見込みが追加されました。
武田薬品工業は主力薬品の全てが特許期限切れとなり、アジルバ置換とネシーナ置換の成否が今後5年の重要課題です。
この2薬品について2013年度は海外売上を見込んでおらず、非常に保守的です。
そのため、ネガティブサプライズとなったようです。
1/26米国におけるネシーナ販売許可取得←リリース・リンク
2013年夏に米国発売ですが、2013年度の売上見込みに含めていません。
米国でのネシーナ発売は第3四半期決算での上方修正要因です。
ネシーナは、アクトス(海外ではピオグリタゾン)の後継薬ですが、アクトスのパテントが切れて、置換に1年の空白ができてしまいました。
この上半期が業績の底になると予想します。
アジルバ発売←リリース・リンク
ブロプレス(海外ではカンデサルタン)の後継薬ですが、ブロプレスのパテントが切れるまでに置換が完了しそうです。
投資方針
とりあえず、高配当は継続です。
ネシーナの米国発売と欧州承認、アジルバの欧米承認で、2015年度までに大幅増収増益となることは確実です。
リスクは、アジルバとネシーナの導入初期副作用くらいです。
ただし、先進各国が薬価引下げ傾向に有るため、株価は8,000円を恢復する程度と見立てます。
主力2薬品が収益貢献するまでの期間を、会社は保守的に2年見込んでいるため、武田薬品工業への投資はかなり気の長いものになります。
保有している200株で、のんびりと待ちます。
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関連銘柄:
武田薬品工業(4502) -
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おはようございます
確かにバイオ株急騰ですっかり株価も騰がってしまいましたね
このあとの収益見込みを考えると
今がマックスと考えた方が多いのでしょうか?
比較的安定した経営をなさっていると思いますが
継続的に持つなら今でしょ!なんでしょうか?
ここの配当は結構魅力的ですものねえ
dendenmusi さん おはようございます。
バイオ関連は単なるバブルなので、ババ抜きを楽しんでいただきましょう。
バブルの頂点かどうかは、バブルなので予測不能です。
長期的にバイオ・ベンチャー株に資産価値はありません。
先進各国で医療保険制度が綻んでいます。
武田薬品工業が苦しんでいるのも、医療保険点数の引下げです。
ただ、大手製薬会社は販路を持っているので生き残れます。
バイオ・ベンチャーは販路を持たないので、いずれ大手製薬会社に特許を買い叩かれて終わるでしょう。
医療関係は、かつては自己負担と保険負担の財布が2つある市場として、当たれば儲かりました。
しかし、もはや財布のひもがどんどん固くなっています。
とくに高度医療は保険負担が極端に絞られているので、政府補助で生かさず殺さずの状態が将来に向かって続くと考えられます。
武田薬品工業は、ディフェンシブ銘柄なので、今から持っておくかどうかは個人の危機意識次第です。
急いで買わないと株価が高騰するという心配はありません。