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大手商社7社決算は資源下落で4社が最終減益も今期は全社増益へ

大手商社7社の2013年3月期連結決算は、中国経済の減速などを背景に石炭や鉄鉱石など資源価格の下落が響き、三菱商事や三井物産、住友商事、伊藤忠商事の4社が減益で、三菱商事以外の3社の減益は3年ぶりだそうです。

 

一方で、非資源が堅調な丸紅は過去最高益を更し、自動車生産が好調な豊田通商も増益を確保し明暗が分かれたようです。

快進撃を続けた商社決算は一服したようですが、資源生産量の回復や円安効果が寄与し、今期は全社が増益を見込むそうです。

双日の2013年3月期の最終利益は前年同期が税制改正に伴う繰り延べ税金資産の取り崩しで赤字となった反動で黒字転換したそうです。

 

機械や金融など非資源部門は好調でしたが、稼ぎ頭だった豪州原料炭の落ち込みをカバーできなかった三菱商事の最終利益は前年同期比20.4%減の3600億円となったそうです。

三井物産も主力の鉄鉱石事業の価格下落などで29.1%減と二けたの減益だったそうです。

19.5%増の2056億円と過去最高益を達成した丸紅は、資源は逆風だったものの、輸送機やインフラなどが収益貢献したそうです。

 

2014年3月期の最終利益の業績予想は、国際会計基準を導入した丸紅と双日は単純比較できないものの、円安効果や非資源の健闘で全社が増益を予想するそうです。

三菱商事は、食糧や自動車や化学品など非資源の最終利益は5年連続の過去最高益と11.1%増の4000億円を見込んでいるそうです。

伊藤忠商事も3.5%増の2900億円と買収した米ドールフーズの食糧などが貢献するようです。

各社とも資源の生産量回復に加え、円安効果で海外投資先からの持ち分利益が貢献するようです。

 

資源が業績に大きな影響を及ぼすようですね。

各社とも非資源を伸ばすことが課題となっているようですね。

 

8058:1,870円、 8031:1,408円、 8053:1,290円、 8001:1,198円、 

8002:723円、 8015:2,660円、 2768:161円

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2件のコメントがあります
  • イメージ
    TAROSSAさん
    2013/5/10 02:14

    yoc1234さん こんばんは。

     

    数社は減益になったものの、一筋の光はみえているようですね。

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    yoc1234さん
    2013/5/9 07:58

    おはようございます。

     

    海外資産を持つ商社は、円安でその価値が上がり、税金取られる。

     

    かわいそうですね。

     

    別にお金が入るわけでなく。