jojuさんのブログ
★官僚は真面目で勤勉ゆえ反国民益化(政官に市場原理を)
官僚になるヒトは総じて勤勉で真面目です。
個人として見れば良いヒトだらけです。
しかし、お役所には民間企業と違って市場原理(『より良い製品・サービスにより高い価格、報酬がつく』)が働かない。
民間企業の社益追求は、市場原理ゆえ、国民益増大と一致するようにし向けられますが(そうでなければ持続的に稼げない。どこかで大コケする、、、カネボウ、雪印、JAL、東電のように)、お役所の省益追求は市場原理が働かないゆえ、国民益と相反してくる。
で、官僚が真面目で勤勉であるほど、自省の利益追求を一心にガンガンにやるので、反国民益の度合いは強まっていく。
省益追求をガンガンやらないと出世できないので、一層そうなる。
目先の省益追求で国民益乖離になっていく。
政治家が官僚丸投げ、官僚放置だとこの流れは止まらない。
省益追求に悪のりして利権をむさぼる政治家だと、悪しき流れは加速する。
国民益を考える政治家が官僚を指導しなければ、如何に善人で有能な官僚ばかりだろうと(そういう官僚ばかりだからこそ!)、官僚機構は反国民益の度合いを強めていくのです。
国民益に即した政策を掲げる政治家、口先だけでなく言行一致の政治家、政治主導を掲げる政治家、、、この条件にマッチする政治家を選び続けることが、国民益を右肩上がりにする道です。
これは最終的に政治家、官僚の利益も安定的に増大させることになる。
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官僚機構に市場原理を働かせる制度を作れば、官僚丸投げ政治家ばかりでも国民益増進政治になります。
官僚賃金を潜在成長率に連動させるとか、天下り含め賃金以外の所得手段を厳禁するとかすれば(その代わり賃金水準は高める)、官僚は放っておいても国民益増大に邁進するようになるでしょう。
政治家にも同様の制度を作れば、お馬鹿有権者が変な政治家を選んでも、少なくとも国民益逆行方向には動きません。
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