資金、時間、空間。
これらは、あればあるだけ使ってしまうのが人間のサガだ。
そしてこれらは大抵限りがある。
まず資金 ![]()
お金もあればあるだけ使ってしまう。
パーキンソンの第二法則をご存知のかたも多いだろう。
「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」
もっとも、キャッシュカードや消費者金融によって収入の額を超えて膨張することもあるが、
要はお金はあればあるだけ使ってしまうって事だ。
急にお金が必要になった際に財布が空っぽだと、
それこそ金利の高いキャッシュカードや消費者金融に頼らざるをえない。
そして金利は貸すよりも借りるほうが断然高い。
だから、ちょっとづつでも貯金をしたほうが良い。
次に時間 ![]()
不老長寿の秘薬はいまだに発明されていないので、
これも一個人にとっては有限な資源。
じつはこれも、パーキンソンの第一法則
「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」
で示されている。
完成の目標時間があり、間に合う様にスケジュールを組んでいるはずなのに、
時間のロス(無駄遣い)や思わぬトラブル対応でぎりぎりになってしまう。
スケジュール通りよりも、やや前倒し気味を心がけたいものである。
そして空間 ![]()
宇宙には限りなく空間が広がっているが、
人間が活用できるのは、地球のほんのチョコットの表面部分だけ。
しかも主に陸地でかつ快適に生活できる気候や地形でないとダメ。
と、言うわけで利用できる空間も有限。
まぁ、宇宙と地球の活用可能空間の話を持ち出さなくても、
自分の部屋をみればすぐ分かる。
ものが多くなり、場所をとられる。そして生活に支障が(以下略。)
空間も、あればあるだけ使ってしまう(汗)
(なお、空間に対するパーキンソンの法則はない。
まことに遺憾ながらない。
おそらくパーキンソン氏の手抜きであると思われる)
さて、上記の通り資金、時間、空間という三つの資源は、
油断するとあればあるだけ使ってしまう。
上に述べたのは一般論だが、
投資に関してもこの三つの資源はあればあるだけ使ってしまう。
順に見ていこう。
では資金から。
こちらは既に経験済みの方はおおいのではないだろうか。
投資用に準備した資金は、いつの間にか使い切ってしまう。
しかし、そういう時にかぎって千載一遇のチャンスと思える投資機会が訪れる。
(あくまで、"と思える投資機会"だ。本当にそうだったのかは、
数年後にならないと判明しないことが多い)
チャンスのときに動かせる資金がないと厳しい ![]()
やはりここは、常に手元に余裕資金を確保しておきたい。
次に時間。
時間も投資に関して重要なファクターだ。
投資対象はじっくり調べてから投資を行いたいもの。
しかしたっぷり時間を使って調べて、さらに調べて、調べつくして…![]()
とやっていつの間にか買いや売りタイミングを逃してしまっては意味がない。
一方で、あまり調べずに投資をしたら、あとで問題が発覚して…となると危険だ。
この辺のバランスは難しいが、無駄に時間を浪費するよりも
ダメだったらやり直す(損切りする)ぐらいの気持ちは持ったほうが良い。
最後に空間。
こと投資に対しては、空間というものは見落としがちなもの。
今の世は電子化・web化により、
売買の注文や投資情報の管理はPCやスマホで行えるようになった。
つまり資料庫は必要がなくなった。
なので、投資に対する空間という資源は、まぁ、つまりその、、、
相対性理論を持ち出すまでもなく、時間と空間と言うものは一つの…、ともかく!
細かい事は置いておいて、空間についてはその重要性が分からなくても
節約を心がけるべきである ![]()
と、言う訳で一般論としても、投資についても、
三つの資源を浪費せず大切に使う事が重要なのだ。
以上♪