本日の夜間立会見通し

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

金【本日の高値が目先の高値？】
日中取引時間は、NY市場の流れを引き継ぎ買い先行となり、前日比40円高の4489円で寄り付く。その後は、NY時間外の値下がりと歩調を合わせやや軟化した。しかし、午後に入って日銀による追加緩和が決定すると為替相場の円安進行とともに買われ一段高となり4500円を突破、結局前日比79円高の4528円で終了。

18日のNY市場は強含みながらも、調整取引の範囲となりやや方向感に欠けた取引であった。ただ、前週の米連邦準備制度理事会(FRB)の追加金融緩和を背景に先高感が強い。そのため、安値は押し目買いとなり底堅い展開が続いている。一方、日銀は金融緩和に踏み切ったが、海外経済の景気低迷と円高進行により、国内経済に悪影響が及ぶのを回避が目的と思われる。しかし、今後のFRBの金融政策次第では再度円高にふれる可能性もあるため、円安進行は限定的と思われる。海外の地合いと円安進行で国内は買われやすいが、本日の高値が目先の高値となる可能性もあるため、ここからの買いの判断は慎重にする必要があると思われる。

本日夜間取引時間は、23：00発表予定の米中古住宅販売戸数に注意したい。

夜間取引レンジ　4,489～4,560円

中川