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IHIが藻から重油を抽出する「藻バイオマス」事業に本格参入

IHIは、藻を光合成で増殖させる過程から重油を抽出する「藻バイオマス」事業に本格参入するそうです。

8月上旬をめどに、藻の育成技術を持つベンチャー企業2社と合同会社を設置するそうです。

IHI横浜事業所に培養設備をつくり、大量培養に向けた実証実験を始め、3年後のサンプル燃料の販売開始を目指すようです。

 

神戸大の榎本平教授が研究している「榎本藻」を使用するそうで、緑藻のボツリオコッカスの一種で、通常の1千倍の増殖能力を持つそうです。

これまでの実験では、榎本藻の培養液1リットル当たり1~3グラムの重油を抽出できるそうです。

油質は農耕機や漁船の燃料に使われる「A重油」並みだそうです。

大量生産が実現すれば、原油価格の高騰をヘッジする有力な手段になりそうで、IHIは将来的に、抽出した重油を航空機燃料として利用することも視野に入れているようです。

 

コスト面についてはよくわかりませんが、大量生産できて、コストが安くなれば、おもしろい存在になりそうですね。

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2件のコメントがあります
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    TAROSSAさん
    2011/7/9 02:26

    yoc1234さん こんばんは。

     

    富栄養化した水が餌となるなら、水はきれいになるし、燃料にもなるとなれば、いいことづくめですね。

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    yoc1234さん
    2011/7/8 07:49

    おはようございます。

     

    問題は、そのもをどう増殖するかで。

     

    餌の問題が大いにあります。

     

    富栄養化した湖沼や河川から採るにしても、

     

    下水や上水の最終処分場などで餌をとるしかないでしょうね。

     

    一番簡単なのが、下水処理場などで各企業が増殖して、燃料を自分のとこで使うことでしょう。

     

    ヘドロが減り一石二鳥でしょう。