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借り物
【ロンドン】ゴールドマン・サックスは19日、ドルの為替レート予想を引き下げた。米国の経済成長見通しが、ほかの多くの国に見劣りすることを理由に挙げた。
ゴールドマンは、ユーロ・ドル相場の3カ月後のレートを1ユーロ=1.45ドルと予想。従来の1.40ドルから引き上げた。また、半年後と1年後については1.50ドル、1.55ドルとし、それぞれ1.45ドル、1.50ドルから引き上げた。現在は1.42ドル。
ゴールドマンは顧客あてのノートで「米国の財政政策が徐々にタイトになるなか、ドルの下落の勢いは強まるだろう」との見方を示した。また、国内の経済不均衡や、増え続ける巨額の財政赤字、さらにそれに伴う国外での資金調達圧力の上昇もドル売りにつながるとした。
また「依然高い失業率や迫りくる財政再建、不動産セクターの弱含みの継続により、米国の経済成長見通しはほかの多くに国に見劣りする」と指摘した。
一方、 ゴールドマンは欧州についてはポジティブな見方を維持している。欧州ソブリン債の問題から派生する不透明感は相場に織り込まれており、外国人投資家の信頼感を損なっているギリシャ危機のリスクも限られる、としている。
ゴールドマンは ドル・円相場の為替レートも引き下げ、3カ月後のレートを1ドル=82.00円と予想。従来は84.00円だった。また1年後のレートを86.00円とし、90.00円から引き下げた。現在は82.00円をわずかに下回る水準で取引されている。
ゴールドマンは、米国の金融政策が長期にわたり、ほかの主要国よりも緩和された状態になる、と予想。「連邦準備理事会(FRB)の最初の利上げは2013年になるとわれわれはみている」とした。
ゴールドマンは豪ドル・米ドル相場の見通しを引き上げた。3カ月後のレートを1豪ドル=1.05米ドルと予想。従来の1.00米ドルから引き上げた。また、半年後と1年後については1.06米ドル、1.06米ドルとし、それぞれ1.02米ドル、1.02米ドルから引き上げた。現在は1.06米ドル。
ゴールドマンはポンド・ドル相場の3カ月後のレートを1ポンド=1.61ドルと予想。従来の1.67ドルから引き下げた。また、半年後と1年後については1.67ドル、1.85ドルとした。従来の予想はそれぞれ1.73ドル、1.79ドルだった。現在は1.61ドル前後で取引されている。
記者: EVA SZALAY
コメントありがとうございます
独立宣言するときから米と英の競争は終わりなきですから・・・
英だけには負けたくないといったことでしょ
ずいぶんと控えめな数字。
ゴールドマンにも愛国心はあるのですね。
わたしなら1ユーロ=1.50ドルとか1ドル=79.00円とかでも高いとおもいますが。
それよりも、ポンドだけには勝ってるとおもっているようですな