kfjさんのブログ
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クエール元米副大統領,そしてある個人投資家の休日
「大震災は長期的な問題にはならない。今はむしろ『日本買い』の好機だ」
と語ったという。
同氏は現在投資ファンドの会長という立場だから,ポジション・トークという面もあるかもしれない。だが,こうした発言が好感され株価上昇につながれば,それはそれで御の字である。
○株価アラートの設定を再度精査しようという当面の課題は抱えつつも,特段用事のない週末の土曜,気分転換がてらどこかへ出かけようと考えた。はて何処へ? スカイツリー? あまりに月並み,何時でも行ける。日本人なら一度は皇居へ? 日本人でも関心は無し。
熟慮の末,浦安に出かけた。液状化の現状を現地で確認しておきたかったからである。
JR新浦安駅の正面の階段がまだ閉鎖されたままであったり,よく見ると凹凸が認められる歩道とか,あるアパートの入り口にできた10cmほどの段差。言うまでもなくこれらはほんの一端に過ぎない。広場,歩道の路面が水平あるいは垂直方向にずれたそこかしこに,応急措置としてアスファルトが入れられている。本来水平面であったはずの歩道にできた凹凸ばかりを見ていると,初めてだからかも知れないが平衡感覚が少しおかしくなるような奇妙な感覚を味わった。
液状化で水が噴き出したとおぼしきところもまた同様に何カ所ででも見られる。
駅を中心に数百mの範囲,路上を歩いただけで,屋内の不具合までは見分できなかったが,浦安に住む方々のストレスは容易に想像された。いやはや,一日も早い完全復旧を祈念します。
浦安に少しでもお金を落とそうと,駅前のそば屋に立ち寄り,ブックオフで渡辺淳一『化身』を買い求め,早速読み始めた。
液状化で有名な浦安の視察ですね
予期せぬ被害で、新築の土地付き住宅をローンで買ったばかりという人もおられることでしょうね
国会審議でも、家の床の水平傾斜がどれだけなら全壊と判定するかという基準を見直すべきと意見がだされてましたね
ご報告ありがとうございます。
浦安は良く行きました。
3年前にローンで買った人も知っています。
傾いて泣いていました。
そのあたりは、ウナギや魚料理が美味しい場所です。
そう言う所に土地を買って家を建てる前に、いろいろ調べないと、今回のようなことになるようですね。後、谷を埋めていた場所もあったりと今回の地震で被害が出ているようです。
みなさん,さまざまなコメント,ありがとうございました。
先の地震まで,浦安は少なくない首都圏在住者にとってあこがれの居住地だったわけでしょう?
被害者の方々には酷な言い方になりますが,簡単に買い換えできない,相当高価の買い物を,しかも借金をしてまでするのであれば,琵琶凡人さんおっしゃるように,その土地の氏素性をしっかり確認すべきなのでしょう。
やはり昔から,つまり川の氾濫などの自然災害が珍しくなかった時期から人が住んできた地域は安全度が高いという話を聞いたことがあります。さもありなんです。
もちろんそうした土地は入手が難しい場合が多いでしょう。だからやむなく埋め立て地を選択するのであれば,賃貸にするという次善の策もないわけではありません。
駅前の百貨店内のそこかしこに「がんばれ,浦安」と記された吊り看板。励まされるというより,むしろ痛々しい印象を受けます。
毎日毎日,路面のアスファルトのパッチワーク(ですよ,まるで)や割れ目を見ているだけで,気が滅入ってきそうです。