昨日までの二泊三日は福岡・京都,妻と一緒に展覧会巡り。途中新幹線の車内で「「銀婚式記念の旅行」ということにしよう」と理屈をつけることに決めた。福岡では,福岡市立博物館で「大北斎展」。写真の達磨は,北斎が58歳の時,パフォーマンスとして120畳大に描いたものの複製。
絵を描くのが好きで堪らない面白いおっさん,というのがよく伝わってくる。展示の構成が現代美術への北斎の影響という章から始めるなど,秀逸かつ良質な展覧会である。
京都では「パウル・クレー展」。実にアイディアの豊富な画家とほとほと感心させられる。美術館近くのセブン・イレブン前では,下品な口の利き方に加えゴミを放ったらかしにしたまま立ち去るケバい若い女性のグループに目を丸くしたが,美術館内にはその類を全く見かけない。なるほどな,と思う。
写真のシャクナゲは,京都・南禅寺の境内にて。
さて昨日午後妻と別れ,一人私は東京へ,5/9まで滞在予定。
定宿の潮見のホテル。以前は,韓国や中国からの団体旅行客で溢れていたロビー,今や閑散。か・ん・さ・ん。お気の毒としか言いようがない。
フロントのスタッフ,美形・Tさんは,私を個体認識してくれており,「今回,ご滞在が長いですから,お部屋の階とかエレベータに近い部屋とかご希望ありますか?」
グフフフ。(いかん,美味しいうどんさんの癖がうつってしまった)
(^_^)/