東日本大震災の被災者に対する企業の支援の輪が、広がりを見せているようですね。
株価の大幅下落や工場などの生産活動休止により業績への影響が深刻さを増しているにもかかわらず、被災地への義援金拠出を表明する企業は多いようです。
受け入れ態勢が整い次第、現地へ送る予定だそうです。
オムロンは、被災者に対し1億円の義援金を送るそうですし、ロート製薬も、義援金1億円を寄付することを決めたうえ、従業員からも義援金を募るそうです。
東芝は、グループで5億円相当の支援を行うことを決定し、米ゴールドマン・サックスも5億円を拠出するそうです。
トヨタ自動車やソニー、パナソニック、日立製作所、日本たばこ産業、武田薬品工業、キリンHD、サントリーHDなどもそれぞれ3億円の拠出をするそうです。
野村証券と大和証券グループは、それぞれ義援金1億円を用意し、被災地側の受け入れ態勢が整い次第送るそうですし、アサヒビール、オートバックス、花王も1億円の拠出をするそうです。
びっくりしたのはファーストリテイリングで、グループ会社全体で義援金3億円と、全世界の同社グループの従業員からの義援金計1億円を拠出するうえ、柳井正会長兼社長も個人で義援金10億円を送るそうです。
さらに同社は、支援物資として機能性防寒肌着「ヒートテック」30万枚をはじめ、ジーンズやタオルなど7億円相当の衣料品も寄贈するそうです。
ここまで挙げたのはあくまで一例で、その他の多くの企業も義援金の拠出の表明をしています。
また、企業の義援金だけでなく、従業員からの義援金や自社製品の寄贈も多く寄せられています。
こういった支援の輪がもっともっと広がってほしいですね。
3/16 追記
その後も支援の輪が広がっているようです。
セコムは医療用マスク・消毒剤10億円分を送ったそうです。
カゴメ、青山商事が3億円、博報堂、日本マクドナルド、第一生命が1億円の義援金の拠出をするそうです。
また、海外からも医薬品・医療機器大手の米アボット社が300万ドルを寄付するそうです。