はるるっぴさんのブログ

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中国不動産バブルを再考する

ひとりごと日記です。

北朝鮮の問題は、微妙なのでノーコメントにします。
真実は、報道されていることの逆のところにあるかもしれません。
物騒なことにならないようにしてほしいものです。

最近、よく会社の経済学部卒の
1年生がわたしに「世の中」のことを聞いてくる。

有名な苫米地 英人先生の「洗脳支配」を紹介したら
売っていなかったらしく、苫米地氏の別の本を読んだらしい。

「この本すごいですねぇ~」

と言われたが、わたしはその別の本を読んでいなかったので
答えようがなかった…


さて

中国不動産バブルについて

(くわしくは、中国の本当の専門家へ)

昨年末から、中国は不動産バブルだった。
わたしもその時、中国に行ったので現地の人から具体的な話を聞いた。
建設ラッシュの現場と激しい建設の「騒音」も聞いたので肌感覚は少しある。

わたしが、何度か本をおすすめした
ヌニエル・ルービニ教授も
最近、アメリカ、ヨーロッパ、日本、中国の景気減速を指摘されている。

株価も短期は難しい「需給」で動くが(難易度は、ウルトラ級です。)
いきつくところは、ファンダメンタルズになるだろう。

少し前になりますが、グリースパン前FRB議長も、
中国は、すべての指標でバブルを示唆していると警告していた。

中国は、自由経済のようで、社会(共産)主義国家なので
二重構造の中で経済の舵取りをするのは簡単ではないと思う。

通貨も人民元と香港ドルの一国二通貨体制なのでややこしい。
(マカオは、ここでは省略します。)

アメリカが過剰流動性にすると
香港ドルは、ドルペッグ制を取っているので
投機マネーがあふれることになった。

ドルペッグ制をしている香港(通称)は、
中華人民共和国(中国)の特別行政区なので

中国は、大量のドルを吸収するために
人民元を大量に印刷する必要があった。

中国は、コントロール経済国家なので
(たった9人の中国共産党政治局常務委員で国を治めている。)

あふれた人民元は、国外に行くことができずに(重要です。)
行き場を失った。

行き場の失った大量の人民元が
上海不動産バブルなど
中国主要都市の不動産バブルを引き起こしてしまった。

中国は、本来は内需を増やしていくべきですが
貧富の差が大きいので消費は増えない。

日本のメディアでは、あまり報道されないが
中国では、暴動も起きている。

中国の沿岸部と内陸部と
場所によってかなり違いますが

くわしく書くと難しいうえに
くわしく知らないので、

適当に書くと


一般の人は(円ベースにすると)
年収30万くらい。
お金持ちは、1000万から10億くらい。

中国の歴史を学べばわかるところですが
中国は、上から下まで賄賂社会といった面もあるので
格差問題は、なかなか改善しない。

経済の順調なときは、まだよかったが
そうでないときは、為政者たちは、
国民の不満を「マスコミ」などを使って外に向けることもするだろう。

中国に限らず歴史を学べばこのようなケースはよくあった。

投資家にとって歴史は重要です。
しかし、歴史を学ばないのも投資家です。

「温故知新」

余談ですが、

歴史で勉強した中国の「科挙」

中国の隋から清の時代まで行われた官僚登用試験。
この制度は日本には、導入されなかった。

現地で聞いた話だと、熾烈な試験で
合格時の年齢が60歳になる人もいたと言う。

勉強ばっかりしていたので、
実践ではあまり役にたたなかったと言っていた。

現地の日本語を話せる中国人は、

「日本は、真似しなくてよかたですね~」と言っていた。

学者は、学者でいる限り、やっぱり学者です。
投資家は、学者の意見に異見を唱えるくらいになってほしい。

学者の話を聞いて「フン!」と言えるくらいにならないと…


投資家は、香港は中国の特別行政区であることを再認識すべきだと思う。

もともと香港のお金持ちは、いつでも逃げられるように
カナダに土地を持っているケースもある。

長期投資家は、中国固有の社会・経済の特徴を再認識したいと思う。


おしまいです。


PS.

紅白歌合戦に西野カナさんと植村花菜さんが初出場になった。
わたしは、初出場では、この2人しか知らない。

西野さんは、中学生にも人気があり、くると思った。
植村さんは、ほとんど人気がないときから知っていた。

この2人の出場の予想は的中した!
しかし、みんかぶは、紅白初出場の方を予想するところではない。

植村花菜さんは、とってもいい人です。
会ったらわかります。

今年も紅白歌合戦楽しみです。
2件のコメントがあります
  • イメージ
    ゆずり 葉さん
    2010/11/25 07:18
    おはようございます。

    長い歴史を持つ「紅白」は 年末の楽しみでもあり 思い出に 浸る一日です。
    大晦日は 家族団らんの 絵に描いたような光景が 続いていたのに。。

    いつのまにか 歳が越せない 若い人まで。。この光景が どうか 今年は
    TVの画面で 見ることが 出来ないようにと 年頭に 祈ったはずでしたが

    やはり このご時世と 朝鮮半島問題まで 起きてしまいました。

    それでも 少しでも 前に 進むしかないので 一日一日を 大切にしたいです。
  • イメージ
    tsuntsunさん
    2010/11/26 01:06
    こんばんはー(*゚▽゚)ノ

    <紅白歌合戦に西野カナさんと植村花菜さんが初出場>

    こちらの記事で 始めて知りました! ( ̄w ̄) ぷっ

    2人とも好きなアーティストなんで ちょっと見ようかな・・って 思います。
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