はるるっぴさんのブログ
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世界金融戦争のはじまり
ひとりごと日記です。
為替戦争がはじまってから、時が経過し
いよいよ金融戦争がはじまる「気配」を感じる。
最近の本では
「日本経済このままでは預金封鎖になってしまう」
小宮 一慶氏著
サブタイトル:
世界最悪の財政赤字があなたの資産を吹き飛ばす!
本書を読んで「危機に強い人になる」!
ディスカヴァー・トゥエンティワン出版
他にもビジネス書として
「知的アウトプット術」
「経済ニュース裏読み・先読み講座」
10月22日発売されている。
さらに
『大いなる不安定』
ルリエル・ルービニ教授著
ダイヤモンド社
(おすすめです。)
ルービニ教授は、メディアなどでは
正しいことを言っているのに、「破滅博士」と言われている。
…
さて、
日本も世界金融戦争に巻き込まれている。
中央銀行が大量に紙幣を印刷する。
そんなことをしていると国民が知ったらお札を受け取らない。
お札を印刷機の最大限の回転で印刷続けると
1年後にハイパーインフレになることもある。
このあたりは、中央銀行は当然理解している。
顔見知りの人が言っていた。
「わたしは、日本国債は心配だから買いませんよ~」
「個人向け国債は、利率も低いし買わないわ~」
「ちゃんと勉強して、利率のよいところに預金しているから~」(^.^)
預金として預けたお金が銀行を経由して
日本国債を買っていることは知らないようだった…
日本の福沢諭吉の肖像の1万円札は
日本銀行の時効のない証文(借用書)にすぎない。
本来のお金は、金(ゴールド)、銀、銅になる。
10円玉は、銅貨なので本来のお金です。
2010年9月10日
日本で戦後はじめて日本振興銀行の「ペイオフ」があった。
預金者の1000万を超えるお金がどこかに行った。
メディアなどでは、よく意味もわからず
たいした影響はないと言った感じだった。
しかし、破たんはしないが
統合銀行が少しずつ増えている。
預金神話が崩れる予兆がある。
通貨(信用)に対する神話が崩れる可能性もある。
(・_・;)
歴史を学べば
有名なLTCM危機のときも
ソ連の崩壊(ロシア財政危機)が原因となっていた。
ソ連が崩壊したとき
お札の価値は、1/3000くらいになったと聞く。
お札の価値がなくなると
ハイパーインフレになる。
歴史を振り返れば、頻繁に起きている。
第一次世界大戦後のドイツのハイパーインフレは、
教科書でも勉強しました。
投資家にとって歴史は重要です。
しかし、歴史を勉強しないのも投資家だったりする。
多くの国民は、銀行がバタバタ倒れてから気づく。
(わたしは、今日明日起きることを書いていません。)
銀行が信用できないのに、預金が信用できる訳ない。
コンピューターの中の数字にすぎない。
「デジタルマネー」になる。
そこで、なぜか「タンス預金」に行く人がいるが
間違いですよ~
「タンス預金」の運命は、古銭ショップに行けばイメージできる。
もし、1000万円を超える預金をされている人がいれば
どこの銀行がオフバランスで
金融爆弾(証券化商品)を保有しているかわからないので
預ける銀行を分散してもよいと思う。
取引もあるので、簡単ではないと思いますが、
この「分散投資」は、一考する余地がある。
アメリカは、数が多いので日本と単純な比較はできませんが
年間100行以上の銀行が破たんしている。(>_<)
統合して大きくなってから破たんしているので迫力がある。
金融危機は、終わっていないだろう。
日経新聞にも書かれているが、認識が甘い。
アメリカの統計数字は、正確ではない。
アメリカの失業率
公式発表 9.6%
正しくは、 20%
外国人投資家の常識が
日本人投資家の非常識だったりする。
お札を大量に印刷すれば
いずれ、ハイパーインフレになり
どこかの隣の国であったようなデノミになって
その後、新しい時代が来る。
危機を乗り切るための
知識と知恵を磨きたい。
後は、危機に備えて、準備をするのみです。
金融戦争と実際の戦争と違うのは、
鉄砲の弾が飛んでこないことです。
世界の政策当局の英知で
危機に対応してほしいものです。
「世界金融危機」を乗り越えるために
今まで、何冊か本をご紹介しています。
まず、現状の正しい認識が必要だと思う。
繰り返しになりますが、最近の本では
『大いなる不安定』
ルリエル・ルービニ教授著
ダイヤモンド社
がおすすめです。
わたしが、以前、仕事でお世話になった会社
「アシスト」の社長のこの本に対する感想が
わたしの意見と同じです。
「本書では、市場はバブルと恐慌の両方に陥るというミンスキーの主張を、
真剣に分析、検討している。
著者のルービニ氏は、今後の世界経済の展望について
どの専門家よりも悲観的だが、残念ながらこの点でも私は著者と同意見である。」
アシスト 代表取締役 ビル・トッテン氏
…
想像できることは、起きる。
なぜなら、想像もできないことが起きるから。
欧米の投資家の間でも話題になっているように
いよいよ「世界金融戦争」がはじまったかもしれない。
おしまいです。
私も同感です。最近の状況から、日本株暴落工作があっちこっちでやられているのでは?と懸念しています。
投資については、三菱UFJ証券の藤戸さんのレポートが参考になります。(御存じとは思いますがホームページで誰でも閲覧できます)