jojuさんのブログ
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キャリア官僚の民主党シフトと、ジョブロスリカバリーの失速
最近、財務省OBの民主党シフトが甚だしい。
内需主導経済、格差是正、円高容認(財政政策>金融政策)、財政出動、、、が彼らの論調のキーワードである。
要するに、民主党のクレージーな経済政策に理論的(詭弁的)裏付けを与えつつ、財務省の主導権を守る、ということ。
政治主導と取りつくろいやすいように、民主党政策にすり合わせた形で、省益維持を図るつもりである。
菅、小沢どちらが勝つにせよ、円高容認、財政出動の拡大が起きるのではなかろうか?
これは日本経済にとって、短期的に±ゼロ、中長期的にはマイナスになるだろう。 円高の規模、速度によっては、ジョブロスリカバリーすら危うくなるリスクに注意。
財務官僚OB(野口悠紀夫氏。ちょっと前まで構造改革派を標榜していた)の円高容認の詭弁論拠は、、、
「実効為替レートでは円高ではない(日本経済にとってはドル円レートこそが問題なのだが、、、)」、
「購買力平価で見れば円安である(企業の海外シフト、国内経済の空洞化に効くのは、購買力平価の現在値でなく、そのトレンドなのだが、、。そして購買力平価の低下トレンド=円高持続は、諸外国に比し、金融が緩和的でなく、財政出動偏重の経済政策によって起きたのだが、、)」、
「円高にして内需主導経済を目指すべき(資源小国は輸出で外貨を稼ぐ必要があるのだが、、。国内経済の競争力が強ければ、自ずと輸出は増え、外需ウェイトが高まるのだから、強い内需主導経済=外需伸長になるのだが、、)」
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菅、小沢どちらが勝つにせよ、円高容認、財政出動の拡大が起きるのではなかろうか?
これは日本経済にとって、短期的に±ゼロ、中長期的にはマイナスになるだろう。 円高の規模、速度によっては、ジョブロスリカバリーすら危うくなるリスクに注意。。。
こわいですね・・・