TAROSSAさんのブログ
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公共事業の削減も影響してゼネコン大手が4社とも減収
大手ゼネコン4社の2010年3月期連結決算が出そろい、中東の鉄道建設工事などで多額の損失を出した2社が営業赤字になったそうです。
不況で民間の工場建設などが低調だったことや、鳩山政権が打ち出した公共事業削減の影響もあり、4社とも減収となったそうです。
大林組と鹿島は、アラブ首長国連邦のドバイ市から共同受注した鉄道建設で追加工事が発生するなどして採算が悪化し、鹿島は北アフリカのアルジェリアで手がける高速道工事でも工期が延びるなどしたため、両社とも海外事業で数百億円規模の損失を出したようです。
大成建設は、公共事業削減に伴う官公庁からの受注減などにより、本社単体の受注高では24年ぶりの1兆円割れとなったそうです。
一方、これまで海外事業の損失を前倒しで計上してきたため、営業損益と純損益は前期の赤字から黒字に転換したそうです。
清水建設は、海外事業の損失計上は一段落したものの、保有不動産や有価証券の評価損などで243億円の特別損失を計上。2001年3月期以来、9年ぶりの純損失となったそうです。
ここでも政権交代の影響がでているんですね。
建設は今期はだめでも来期は明るそうですね。
海外で展開してるのでリスクもあるでしょうが、アジアでの膨張が支えるでしょう。
円安になればここらも大幅増益。来年の今頃は100円ぐらいにはなっていると思います。
金利差ができて円キャリートレード復活でしょう。
どん底は脱しつつあるかもしれませんね。
海外は中国頼みなんでしょうかね。