TAROSSAさんのブログ
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消費者金融大手4社全社が減益で2社が赤字転落
消費者金融大手4社の平成22年3月期連結決算が出そろい、アコムとアイフルが最終赤字に転落したほか、全社が減収となったそうです。
過払い利息返還請求が高止まりし収益の重しとなったようです。
最終損益は、アイフルが過去最大の2951億円、アコムが72億円の赤字となり、いずれも過払い利息返還請求に備え、引当金を大幅に積み増したことが影響したようです。
引当金の積み増しはアイフルで2573億円、アコムはリストラ費用もかさんだとのことです。
一方、前期に利息返還請求の引当金を積み終えたプロミスと武富士は、黒字転換したそうです。
6月には改正貸金業法の全面施行で、借入額の上限を年収の3分の1以下とする「総量規制」導入に加え、上限金利も引き下げられ、これに備え各社が審査を厳しくし融資を絞り込んだことから、営業収益は全社が2ケタ減となったようです。
総量規制により、各社ともさらに厳しくなりそうですね。
今まで、消費者金融が優遇されすぎていたことの自覚がなさすぎたのかも
しれませんね。
それと、消費者が安易にお金借りなくなったのと、借りられなくなったのも
原因でしょうね。
クレジットカードのキャッシングもうるさく言うようになりましたね。
お金を借りること自体が難しくなったら、貸す方も借りる方も困りますもの。
景気回復してくると変わってくるでしょうけれど、暫くはきついでしょうね。
今回の規制では主婦や、学生など一番金を持っていない人が金を借りられないなど、必要な人にお金が回らず、これらの人はもっと怖い、闇金に行くでしょう。
彼らが借りたお金を元に、利息は弁護士さんとやみ金でお金を分け合う形になるでしょう。
これで益々、破産申請が増えて行くでしょう。
悪の連鎖です。デフォルトのリスクがあるので28%でも足らないぐらいでしょう。
ほとんどの人が、ちょっと借りるだけですので、丸々28%払うわけでもない。
これが10%~16%になってしまうとやっていけないでしょう。
議員さんは金を借りるにも銀行から借りられるのでこんな心はわかるはずもないでしょう。
グレーゾーン金利、過払い利息返還などの影響で、長い目で見ると株価もかなり下がりましたね。
総量規制で貸せなくなり、厳しいでしょうね。
今まで借りることができていた人は、借りられなくなってヤミ金に流れていくんでしょうかね。
銀行で借りられない人が一時的に消費者金融で借りて助かっていた例は多いんでしょうね。
そんな人が今度は消費者金融でも借りられなくなってしまうとなると、つらい思いをされているんでしょうね。
世の中には銀行で借りられない人はまだまだたくさんいるんでしょうね。
議員さんにはそのつらさはわからないのかもしれませんね。