影さんのブログ
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新興国投資② ETF/投信比較 <後編>
昨日に引き続き、新興国投資における、投信、国内ETF、海外ETFの比較でござりまするが、それぞれ一長一短あり、正直決めかねておりまする。まずは前編のおさらいで、コスト比較をもう一度。
投資信託 国内ETF 海外ETF
(eMAXIS) (日興AM) (バンガード)
必要最低額 ¥10,000 ¥10,000 約¥40,000
買付手数料 なし ¥100 US$26.25
信託報酬 0.63% 0.2625% 0.27%
解約時費用 0.3% 0.3% US$26.25
(いずれもSBI証券で最低単元を現物購入、売却した場合の費用)
実際には投信もETFも信託報酬以外にコストが掛かっており、万能商品はないというのが現実かと。具体的には、以下のような問題点が考えられるかと存じまする。
・為替手数料(海外ETF)
・税務処理(海外ETF)、配当金の二重課税(国内ETF)
・必要最低額が高め(海外ETF)
・NAV(net asset value)との乖離(国内ETF)
・売買高、時価総額
・流動性
さらに興味深かったのは以下のブログ。
http://kabuohazimeru.blog22.fc2.com/blog-entry-632.html#more
ロシアとブラジルのETF、投信の騰落率比較で、いずれもETFが、安い信託報酬であるにもかかわらず負けていること。HSBCはアクティブファンドなので、今回の結果に限ればファンドマネージャーの面目躍如なのでござりましょうが、ブラジルに関してはインデックスでも信託報酬の安いETFが負けているのは如何なものか?ブログの筆者も述べられておりまするが、ETFの乖離率の問題は軽視できないかと存じまする。
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[明日は何の日 1/11(月)]
・鏡開き
・塩の日
・成人の日
・誕生日:山岡壮八、鈴木善幸、岡田茉莉子、江利チエミ、河原崎長一郎、ちばてつや、連城三紀彦、深津恵里、持田真樹、松岡昌宏、浜口京子、ほか(生年順・敬称略)
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今回の新興国ETFと投信に関して、結論を出すのは時期尚早でござりましょうが、現時点では、以下の策、使い方が考えれるかと存じまする。
● 資金に余裕のある人は、海外ETFも一考(金額に対して手数料が薄まる)。但し為替手数料と税務処理の問題あり。
● 信託報酬の安いノーロード投信を、押し目と思われる場面で¥10,000ずつ買い続け、上がったら一部利確、大きく下がったら買い増し。
● 国内ETFを買い、下げ局面になったらヘッジ売りを入れる。
でも、結局様子見が一番の策なのかもしれませぬ…(^^;
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ノーロードほど高くつくものはないです。
どこかで取る仕組みがあるからです。
去年1年間成績良かったのはあてになりません。
むしろ下落すると思ったほうがいい。
今は日本株が一番いいみたいです。
ロシアはリスクが高すぎます。
儲かるときに勝つためには、皆が恐怖に襲われたときに買わなければダメです。
ブラジル、インド皆危ない。
>でも、結局様子見が一番の策なのかもしれませぬ…(^^;
ここは下がるまで待つべきです。
あたしも乖離率が気になるので、しばらく様子をみてからっ決めようと思います
お言葉頂戴しかたじけのうござりまする。
今回の日記は、新興国投資を行う上でのETFと投信の比較、特に信託報酬が成績に反映されるかについて考察致した次第。ノーロード投信は仰る通り、信託報酬も一番高いので、不利な商品であることは疑う余地もござりませぬ。ここで申したかったのは、ETFも決して万能な商品ではないことでござりまする。
拙者は元々が日本株に偏ったポートフォリオだったので、今回のテーマを書いて見た次第。確かに今は日本株が出遅れていることは確かながら、長い目で見た新興国の成長率も買いたいので、やはり押し目を待って長期投資を考えたいと存じまする(^^)
引き続きのお言葉頂き、厚く御礼申し上げまする。
乖離率の問題は結構手強いようで、ロシア、ブラジルのみならず、上海やインドのETFでもこの現象が現れているように思いまする。今回は信託報酬の安さだけでは判断できないのだということを学んだ次第。
やはり暫し様子見が正解かと。ただ、新興国の伸びしろは捨てがたいので、押し目買いは狙うつもりでおりまする(^^)
> ETFの乖離率の問題は軽視できないかと存じまする。
これ、不思議ですよね(謎)
> でも、結局様子見が一番の策なのかもしれませぬ…(^^;
ここに落ち着きましたか(笑)
私はどうしようかなぁ~(笑)
んーやっぱり読んでるとどんぐりの背比べだなぁ~
私が国内ETFで新興国のデメリットを感じるのは、
取引時間ですわ~
FXもやっているので、
「世界は回っている」というのを感じますし。
日本時間にETF取引ができても、
なにか好材料になりそうな推測で買われていたり、
暴落が始まっても売れなかったり・・・
去年、おととしは、この辺に巻き込まれた人をいっぱい見た気もします(笑)
日本時間になると
値にギャップが出たりよくしてますもの( ̄ー ̄;
でもチャンスがあるときには狙いたいところではありますなぁ~
改めてお言葉頂戴し御礼申し上げまする。
まさしく人口分布。少子化政策の中国とは違い、インドは若年層が伸びていく国。これから10年、20年というスパンで考えても、将来有望な国かと存じまする。
気になるのは、短期的な株価の割高感でござりましょうか。昨年3月前後で買ったのなら、もう申し分なし。ただ、これから新たに買うとなると、どうも拙者は押し目を待ちたくなってしまいまする。
インドも視野に入れつつ、少しずつ新興国押し目買いで行く所存でござりまする(^^)
お言葉頂き深謝申し上げまする。
ETFはリアルタイムで売買できるのが利点ながら、出来高と注文動向如何で、必ずしもインデックスに連動しないということがわかったのは収穫でござりました。なんなら乖離率を表すチャートがあれば、下に乖離した時に買えて良いのでござりまするが…(^^;
拙者は、今は「様子見」ながら、指数が下がるのを待ち、中国、インド、新興国の投信またはETFにて、押し目買いの機会を窺うつもりでおりまする。
このシリーズは意外と反響が大きかったので、また気付いた点はご報告させて頂きたく存じまする(^^)
いつもお言葉頂き痛み入りまする。
確かにETFの利点のひとつは、ほぼリアルタイムで取引できること。但し、日本株以外は、結局乖離が生じて意味を成さぬような気がしておりまする。
思いまするに、やはり海外株は底値で買わねば、結局売るとき苦労するものかと。ETFについては、「えっ?こんなに安くは買えぬでござろう?」と思われるようなところで指値を入れておくと、案外大魚がかかるのかもしれませぬ(^^)
投資信託は中国3 インド2 BRICS2の割合で
あと
新興国はベトナム、パキスタン(昨年戦局激しく一時取り引き停止のときには、驚愕)トルコ、‥‥ごく、さいきんブラジル
(私が手を出すときは、いつも、上級者が引き上げる時だった)
同じチャイナでも、バラバラに4銘柄くらい
やっと60~80パーセントに戻ってきた感じ。
☆運用益の差は、その運用会社の力量かなと思ってましたが、これを読ませていただいてから、ばばばーーっと、各タイプ比較‥‥コストも、FofFの意味も知らなかったので☆
ETFは銀行と、金と、思い出しただけでも号泣の上海指数のあれでした。いま、持っているのは金だけ。
以上をとてもとても小額で持ってます!
悲しい思い出しかないので、投資信託もETFも放置でしたが
最近、日経のベアタイプ投信(信用をやりませんので)に注目してますので、もし、お時間ありましたら、こちらのほうも、教えて下さるとありがたいです
(比較が苦手。比較するときに、何を基準にしたらいいのかそのポイントが分からない)
私は日興アセットでひとつ。ソルトさんが楽天のを紹介。
投資信託はタイムラグあるので、微妙なとこありますし‥
ご紹介いただいたブログも興味ふかく読ませていただきました。
(きのう朝、時間ないので、出かける前プリントアウトして、地下鉄の中で、受験生みたいに赤ペンにてチェックしながら、ふむふむ‥ふむふむ?‥‥ふむふむ! と)
☆
ぜんぜんココと関係ないんですけど、わたし、トマト鍋、こないだ、カゴメのあれでやりました! 好きです!
おしまいに、他のお鍋は雑炊なのに、これは、チキンライスに、ほんとにチキンライスになるんですよ!
申し遅れました
本年もどうぞどうぞ、よろしくお願い致します(_ _ o)ペコッ
\(⌒∀⌒*)/ ☆⌒*。彡・゜・。・*:.。.:*・゜
お言葉賜り御礼申し上げまする。遅まきながら本年もどうぞよろしくお願い致しまする。
お話を伺うに、やはり新興国投資はタイミングが肝要なのだと、痛感する次第でござりまする。最近ではノーロードの投信も増えてきたので、信託報酬の安いものを少しずつ、大きく下がったところで買い増しというのが安全策なのかもしれませぬ。
アクティブファンドは確かに運用会社の腕の見せ所ながら、コスト比較は重要でござりましょう。色々分析、勉強されたとのこと、よろしゅうござりました。
このシリーズ、思いのほか好評のようなので、次回は配当金について考察してみたいと思っておりまする(^^)
ベアタイプ投信は、正直拙者ノーマークでござりました。それこそ日経やTOPIXのETF、または先物を売り建てすることで対応可能かと思いまするので…
個別株の空売りや先物は踏み上げの危険が伴いまするが、日経ベア(3倍型)に比べれば、日経連動ETF(1321など)の空売りの方が、手数料もリスクも少ないのではないかと思うのでござりまするが…(^^;
トマト鍋、やはり好評のようで、チキンライスとは良きことをお聞きしました。なぜか作りそびれており、カゴメの素が泣いているようなので、近々優待料理第二弾を作りたいと存じまする(^^)