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病院の待合室にて
最近、体の調子が悪く、夜寝られないことが多くなったので、出社を遅らせて病院に行ってきました。
幸い、昨年入院した病気の再発ではないとのこと。
思えば、この病院とは、会社の定期健診で引っ掛かり、土曜日でも診てくれるという、ただそれだけの理由で受診して以来、長い付き合いですが、皆さん、患者さんにとても親切で病気の治療、治癒を第一に考えてくれます。長い入院でも、国、会社の手厚い医療保障により、経済的な不安を覚えることは一度もありませんでした。
また病院内では、看護師、薬剤師さんたちが私のことを覚えてくれていて、声を掛けてくださり、不安な気持ちが随分楽になりました。
最新の設備、最高の治療技術を持っているのではないかもしれませんが、そんな些細なことが、患者さんをどれだけ力付けることか。
翻って、金融不安に揺れる某国を視ると、技術は世界最高かもしれませんが、金目当ての弁護士の医療訴訟は日常茶飯事、救急でERに係り、そのまま2~3週間入院するだけで軽く100万$(約1億円)、果ては、ハリケーン被害を避けるために患者を置き去りにする。患者の病気を治すという本来の目的、そんな当たり前のことがなおざりにされています。
そんなことを知ってか知らずか、多くの国民も不動産とその証券の取引という’ババ抜き’にうつつを抜かし、頭脳優秀な若者は(全てとは言いませんが。)、自身がやりたいことではなく、ただ楽に金が稼げるというだけで、金融、不動産等のサービス業を目指す。政治家はといえば、自身の利益(そこに主張などはありません。あるのは、ただ野心だけです。)のためには、真実さえ捻じ曲げ、戦争さえ辞さない。
金が全てに優先する、そのような国の未来は、とても明るいとは思えません。
日本のことを、お人好しで、いつも損をする国という人がいますが、私はそれで良いと思います。最後には、人は誰でも信頼できる人と付き合いたいと考えるのではないでしょうか。
病院の待合室でそんな取り止めもないことを考えてしまう一日でした。
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日本も米国のようにならないよう願うばかりです。
国際化って事でマニュアルやルールの厳守も大事でしょうが、それに偏重しないで欲しいです。
ルールさえ守っていれば・・マニュアルにだけ従う・・
悲しいですよね。
おっしゃる通りです。日本は、日本の良いところをいつまでも守ってほしいと願います。
私は、昨年大きな病気を患って人の優しさ、思いやりというものが身に沁みました。同時に、普段気にしない健康というものが、どれだけ大切かということも。
なってからでないと解らないなんて、情けないことですね。
でも、アメリカ人は、こんな医療事情で、しかも貯蓄もそれほどない状態で生活しているのが不安ではないのでしょうか?小心者の私には理解できません。
私もそう思う一人です。
そういう人を見つけるのも難しいんですが。。。
病気にもかからないと体を大切に出来ないですから、
ちょっと普段から気をつけようと思います。。。
socialcolorさんお体を大切にしてくださいね。