内国人投資家さんのブログ
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無難な始まり
ようやく株式市場も一年の始まりを迎えた。ようやく9,000円台に載せたとはいえ、相変わらず力強さは感じられない。チャートを見てみると、日経平均は、しばらく続いた8,500円から8,700円がらみの揉み合いを上抜けたようにも見える。もちろん、バブル後の最安値からの下値も綺麗に切り上がっていて、上昇トレンドにある事がわかる。最も、上値も切り下がって来ており、三角持合い状態と言えるかもしれない。今日の所は、この三角持合いを上抜けたと見ていいかもしれない。
しかし、前場だけの半日取引であった事、年初という特別な日であった事などで、今日の動きは余り参考にならないかもしれない。縁起を担ぐという観点では、一年の最初の取引が上昇で終った事は評価できる。だが、逆に言うと、それ以上の意味は余りなさそうだ。ただ、米国に鞘寄せしただけのようにも感じる。しかも、先物はしっかりと陰線を引いている。裁定売りが入ったとも考えられるが、明日以降を暗示しているようにも見える。
まぁ、いろいろと考えてみた所で、明日の株価がどうなるかなんて、明日が終わってみなければわからない。ましてや、自分の力でどうにかする事も出来ない。流れに身を任せるしかない訳だ。ここは、素直に上昇トレンドを信じてついて行くのが良いのかもしれない。
9100円回復後、米株先物ダウ100ドル近い下落で日経平均も下げて、2%ぐらいの上昇で終わりましたが、円安も進みとりあえずはダウも少し戻してきています。今日はさすがに小動きでしょう。明日も輸出関連は良さそうです。