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ソフトバンクGが一時10%超の急落、日経平均の下落分の8割占める◇
ソフトバンクグループ<9984.T>が急落、一時10%を超える急落となり、ここまで上昇相場のサポートラインとなっていた5日移動平均線を大陰線で下放れる格好となっている。同社の株価は今月に入ってから上げ足を強め、前日につけた最高値2万5735円まで3週間で4割強も株価水準を切り上げていたが、足もとでその反動が出ている。日経平均の構成比率ではソフトバンクGは225銘柄の中でアドバンテスト<6857.T>を凌ぎトップに位置している。きょうは日経平均が一時700円あまりの下落をみせるなど波乱含みの値動きとなったが、その下げ分の8割強をソフトバンクGが1銘柄で占める状況となっており、「(同社株固有の)悪材料に反応しているということではないが、AIアルゴリズムの機械的な売りが下げを助長している」(中堅証券ストラテジスト)という指摘が聞かれる。株式需給面では直近17日現在で信用買い残が増勢となる一方、売り残は減少しているが、信用倍率は1.3倍台と引き続きタイト感がある。また、日証金の貸借倍率は21日現在で1.02倍と売り買い拮抗した状態にある。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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