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MRKHLD Research Memo(2):日本初の体型補整下着を製造販売した、業界のリーディングカンパニー

配信元:フィスコ
投稿:2019/02/20 15:32
■会社概要

1. 沿革
MRKホールディングス<9980>は1978年、繊維製品の製造・販売を目的に奈良県橿原市にマルコ株式会社として設立された。設立からしばらくは同社製品を扱う小売店に対して製品を卸売していた。1990年代に入ると製造外注先企業との取引を信光産業(株)より承継し、独自の製品企画による製造体制を確立した。また販売面でも、それまでの卸売先企業から店舗の営業譲渡を受け、製造・卸売事業から直営店における製造・小売販売事業へと移行した。以後は直営店を次第に拡充し、業容を拡大させてきた。

2008年に創業者が亡くなったのを機に創業者の株式を伊藤忠商事<8001>に譲渡し、以後は伊藤忠商事との協業による経営再建に取り組んだ。しかしながら、集客力が伸び悩むなか、店舗閉鎖など縮小均衡経営が続き、売上高の漸減傾向が続いた。そうしたなか、2016年7月にRIZAPグループが同社の第三者割当増資を引き受けて子会社化した。その後2017年4月にRIZAPグループ取締役(現執行役員)の岩本眞二(いわもとしんじ)氏が代表取締役社長に就任し、収益体質の改善と持続的成長の実現に向けた各種施策の取り組みをスタートさせた。

コスト構造を見直して収益体質の改善が進んだ同社は、財務体質の改善にも取り組んだ。その具体的施策として2017年8月に公募増資を実施した。その後、2018年3月にRIZAPグループのグループ企業でマタニティウエアやベビー用品を扱う(株)エンジェリーベを完全子会社化した。さらに、体型補整下着事業を中核に、女性の美を追求する事業を総合的に展開することを目指し、2018年10月に持株会社体制に移行するとともに、商号をMRKホールディングス株式会社へと改めた。

株式市場には1994年7月に日本証券業協会に株式を店頭登録し公開したのち、1996年6月に大阪証券取引所第2部に上場した。その後市場統合により2013年7月に東京証券取引所第2部に上場して現在に至っている。


持株会社体制の下、体型補整下着を行うマルコと、マタニティ・ベビー用品関連のエンジェリーベを中核に事業を展開
2. 企業グループと事業セグメント
沿革の項で述べたように同社は体型補整下着の製造販売事業でスタートし、その後、1998年にボディケア化粧品の販売を、2007年に健康食品の販売をそれぞれ開始した。これらの商品群は体型補整下着の着用をサポートするという位置付けで、商品ラインアップを厳選して事業を展開してきた。販売に関しては商品特性に合わせて通信販売も早期から採用している。

また、2017年5月にはブランドバッグのシェアリングサービス事業を展開するMISEL(株)を設立したほか、2018年3月にはマタニティウエア及びベビー向け衣料品、ギフトの販売を手掛けるエンジェリーベを100%子会社化した。さらに、2018年10月に持株会社体制となった結果現在では、持株会社である同社と、体型補整下着事業を手掛けるマルコ、マタニティウエア等のエンジェリーベ、及び中国で事業を展開する瑪露珂爾(上海)国際貿易有限公司の連結子会社3社、及び非連結子会社のMISELの合計5社で企業グループを形成している。

情報開示においては、従来は主力の体型補整下着の「製品」セグメントと、化粧品・健康食品の「商品」セグメントの2つの事業セグメントで構成されていた。2017年3月期実績ベースでは製品セグメントが82.0%、商品セグメントが18.0%という売上構成比だった。

2018年3月にエンジェリーベを子会社化したことで、2019年4月期からは、「婦人下着及びその関連事業」と「マタニティ及びベビー関連事業」の2セグメント体制へと変更された。これは事業主体に着目してセグメント分けしたもので、以降は、便宜上、前者をマルコ事業、後者をエンジェリーベ事業と称する。従来の商品(化粧品・健康食品)事業はマルコが手掛けていることもあってマルコ事業セグメントに含まれている。また上海子会社が手掛ける海外事業は体型補整下着の事業が中心であるためこれもマルコ事業に含まれている。2019年3月期第3四半期(累計)実績ベースの売上構成比はマルコ事業が84.9%、エンジェリーベ事業が15.1%だった。なお、営業損失はマルコ事業が127百万円、エンジェリーベ事業が26百万円だった。
エンジェリーベ事業には、(株)エンジェリーベの子会社化に伴うのれん償却26百万円を計上している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)


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配信元: フィスコ
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