決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ストライク、パレモ、ＮａＩＴＯ (12月23日～1月5日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から6日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.4　大光 <3160>
　17年5月期第2四半期累計(6-11月)の連結経常利益は前年同期比9.4％減の2.8億円に減り、通期計画の7.8億円に対する進捗率は36.0％にとどまったものの、5年平均の31.1％を上回った。

▲No.5　ソーバル <2186>
　17年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比26.1％減の3.6億円に減り、通期計画の6.2億円に対する進捗率は59.0％にとどまり、5年平均の82.9％も下回った。

▲No.6　アオキスーパ <9977>
　17年2月期第3四半期累計(3-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比19.8％減の18.4億円に減り、通期計画の27億円に対する進捗率は68.3％となり、5年平均の69.5％とほぼ同水準だった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<2778> パレモ 　　　　ＪＱ　　 -3.10 　 12/28　　　3Q　　　343.18
<6196> ストライク 　　東Ｍ　　 -1.38 　 12/26　　　1Q　　　　　－
<3344> ワンダコーポ 　ＪＱ　　 -1.34 　　1/ 5　　　3Q　　　　赤縮
<3160> 大光 　　　　　東２　　 -1.25 　 12/26　　上期　　　 -9.35
<2186> ソーバル 　　　ＪＱ　　 -1.22 　 12/28　　　3Q　　　-26.05

<9977> アオキスーパ 　ＪＱ　　 -1.02 　　1/ 5　　　3Q　　　-19.82
<7624> ＮａＩＴＯ 　　ＪＱ　　 -0.66 　 12/26　　　3Q　　　-11.88

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした6日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース