---円
ジョリーパスタのニュース
2日に配信した「2019年【業績最強株】候補リスト」に続き、今年活躍が期待される銘柄を探ってみたい。本特集では、直近四半期に過去最高益を更新し、かつ通期見通しも最高益を見込む、いわゆる利益が“青天井”状況になっている銘柄に注目した。
下表では、時価総額200億円以上3000億円未満の中小型株を対象に、本決算月にかかわらず、直近の3ヵ月決算において経常利益が全四半期ベースで過去最高益を10%以上、上振れて更新した銘柄をピックアップ。さらに、会社側が今期(通期計画)も過去最高益を5%以上、上回る見通しを示している36社を選び出し、直近四半期経常利益の過去最高益に対する上振れ率が大きい順に記した。
上振れ率トップに輝いたのは、人工知能(AI)を活用したビッグデータ分析やアルゴリズム開発を手掛けるALBERT <3906> [東証M]。18年7-9月期(第3四半期)は主要プロジェクトの受注が好調だったうえ、案件の大型化も進み、経常利益は1.1億円と四半期ベースの最高益を2.3倍上回って着地。12月21日には18年12月期の経常利益予想を大幅上方修正し、4期ぶりに最高益を更新する見通しとなった。昨年は業績面に加え、トヨタ自動車 <7203> 、東京海上日動火災保険、KDDI <9433> と相次ぎ資本業務提携したことでも大きな注目を集めた。17年末に1291円だった株価は11月29日に1万6730円まで跳ね上がり、一時「テンバガー(10倍化)」を達成している。
2位はライフエンディング(終活)分野のサイト運営を主力とする鎌倉新書 <6184> が入った。直近3ヵ月の8-10月期(第3四半期)は主力のお墓選びポータルサイト「いいお墓」、葬儀総合サイト「いい葬儀」、仏壇探しサイト「いい仏壇」で取引事業者への紹介数がいずれも前年同期比で20%以上増加し、手数料収入などが大きく伸びた。業績好調を踏まえ、19年1月期の経常最高益予想を大幅に上乗せしている。鎌倉新書のほか、4位のエスティック <6161> [東証2]、5位のトリケミカル研究所 <4369> 、6位のGunosy <6047> などは「2019年【業績最強株】候補リスト」に続くリスト入りとなった。
3位の技研製作所 <6289> は防災・減災需要の高まりを追い風に、主力の杭圧入引抜機の販売が大きく伸び、6-8月期(第4四半期)経常利益は四半期ベースの最高益を67.5%も上回る27.5億円に拡大して着地。あわせて発表した19年8月期の同利益は前期比7.1%増の65億円と5期連続で最高益を更新する見通しだ。同社は政府が推進するインフラ老朽化対策や耐震化を骨子とした“国土強靭化計画”の恩恵を受ける銘柄としても注目を集める。
7位に入った東京精密 <7729> の7-9月期(第2四半期)は旺盛な半導体需要を背景に主力の半導体検査装置の販売が大きく伸びたうえ、精密計測機器も自動車関連向けを中心に増勢だった。7-9月期(第2四半期)は実に12年ぶりに経常利益の過去最高益を塗り替えた。株価は決算発表後に急騰したあと大きく押し戻されているが、指標面では予想PER8.5倍、配当利回り4.26%と割安感が強く、水準訂正を意識した買いが期待される。
選出リストでは、東京精密を筆頭に12月の相場急落により指標面で割安感が強まっている銘柄が散見される。以下では予想PER10倍以下、PBR1倍割れ、配当利回り3%超の「好業績・割安・高配当」銘柄を見ていきたい。17位のハリマ化成グループ <4410> は中国子会社の業績が好調だった製紙用薬品部門の収益が急拡大したほか、円安効果も追い風となり、7-9月期(第2四半期)の経常利益は19四半期ぶりの最高益更新を果たした。20位のフェローテックホールディングス <6890> [JQ]も円安による為替差損益の好転が利益を大きく押し上げた。
25位の品川リフラクトリーズ <5351> は耐火物の販売数量増加や値上げ効果などで、7-9月期(第2四半期)経常利益は2四半期連続の最高益更新を達成した。26位の大阪有機化学工業 <4187> は利益率の高い半導体材料の販売が伸び、4四半期連続の最高益と業績絶好調が続く。また、33位の萩原電気ホールディングス <7467> は先進運転支援システム搭載車向けの需要拡大を背景に半導体や電子部品の販売が伸びたほか、工場IoT案件などソリューション事業も好調だった。同社は19年3月期に9期連続となる増配を計画するなど積極的な株主還元姿勢も高評価を得ている。
┌─ 四半期 経常利益 ─┐ ┌── 通期 経常利益 ──┐ 予想
コード 銘柄名 上振れ率 直近四半期 過去最高 上振れ率 今期予想 過去最高 PER
<3906> ALBERT 133 112 48 24.2 200 161 220
<6184> 鎌倉新書 73.9 273 157 97.2 710 360 131
<6289> 技研製 67.5 2750 1642 7.1 6500 6069 20.4
<6161> エスティック 63.4 642 393 31.6 1659 1261 17.9
<4369> トリケミカル 49.3 924 619 84.3 2990 1622 13.2
<6047> Gunosy 39.2 792 569 40.4 2722 1939 30.4
<7729> 東京精 37.1 7411 5404 9.1 18900 17316 8.5
<3687> Fスターズ 36.1 362 266 5.3 1172 1113 41.4
<6787> メイコー 35.5 3651 2694 31.7 9000 6836 6.3
<5301> 東海カ 32.8 22842 17194 261 75500 20908 3.6
<3288> オープンH 30.3 15490 11887 11.8 51500 46052 5.5
<9899> ジョリパスタ 29.6 582 449 36.2 1509 1108 31.4
<7419> ノジマ 25.8 6997 5560 12 20000 17935 7.5
<3445> RSテクノ 25.0 1862 1490 80.3 5810 3223 11.7
<3053> ペッパー 23.7 950 768 73.9 4037 2322 23.9
<3221> ヨシックス 23.2 642 521 14.4 2240 1958 21.1
<4410> ハリマ化成G 22.6 1766 1440 12.3 4500 4008 6.5
<5302> カーボン 21.9 4603 3775 73.6 13000 7490 5.2
<3388> 明治電機工業 21.1 1270 1049 30.2 3920 3010 7.0
<6890> フェローテク 21.1 3081 2545 18.8 8500 7157 5.5
<6187> りたりこ 21.1 373 308 7.6 836 777 50.0
<9416> ビジョン 20.9 901 745 25.6 2254 1795 40.6
<9616> 共立メンテ 18.2 5420 4586 7.5 13900 12928 19.8
<3844> コムチュア 17.1 711 607 26.6 2545 2010 19.4
<5351> 品川リフラ 17.0 2995 2559 60.3 10200 6365 5.9
<4187> 大有機 16.3 1157 995 16.8 3928 3364 9.0
<4687> TDCソフト 16.1 748 644 6.5 2030 1906 14.6
<2491> Vコマース 15.0 989 860 44.0 3250 2257 18.2
<9302> 三井倉HD 13.0 2940 2601 8.4 8500 7841 9.6
<6539> MSジャパン 12.2 460 410 16.7 1522 1304 31.9
<7734> 理計器 11.5 1787 1603 11.5 5100 4575 13.5
<2317> システナ 11.3 1712 1538 11.0 5714 5147 32.7
<7467> 萩原電気HD 10.8 1179 1064 12.1 4020 3587 9.1
<4714> リソー教育 10.3 1264 1146 26.2 2700 2139 42.2
<6046> リンクバル 10.1 239 217 39.6 1030 738 37.4
<2492> インフォMT 10.1 630 572 22.5 2500 2040 68.6
※ 2017年1月以降に上場した企業と今期見通しを開示していない企業は除いた。四半期の過去最高益は原則、四半期決算の開示が本格化した2003年4-6月期以降の業績に基づいたものです。
★元日~3日に、2019年「新春特集」を一挙、“26本”配信します。ご期待ください。
→→ 「新春特集」の記事一覧をみる
株探ニュース
下表では、時価総額200億円以上3000億円未満の中小型株を対象に、本決算月にかかわらず、直近の3ヵ月決算において経常利益が全四半期ベースで過去最高益を10%以上、上振れて更新した銘柄をピックアップ。さらに、会社側が今期(通期計画)も過去最高益を5%以上、上回る見通しを示している36社を選び出し、直近四半期経常利益の過去最高益に対する上振れ率が大きい順に記した。
上振れ率トップに輝いたのは、人工知能(AI)を活用したビッグデータ分析やアルゴリズム開発を手掛けるALBERT <3906> [東証M]。18年7-9月期(第3四半期)は主要プロジェクトの受注が好調だったうえ、案件の大型化も進み、経常利益は1.1億円と四半期ベースの最高益を2.3倍上回って着地。12月21日には18年12月期の経常利益予想を大幅上方修正し、4期ぶりに最高益を更新する見通しとなった。昨年は業績面に加え、トヨタ自動車 <7203> 、東京海上日動火災保険、KDDI <9433> と相次ぎ資本業務提携したことでも大きな注目を集めた。17年末に1291円だった株価は11月29日に1万6730円まで跳ね上がり、一時「テンバガー(10倍化)」を達成している。
2位はライフエンディング(終活)分野のサイト運営を主力とする鎌倉新書 <6184> が入った。直近3ヵ月の8-10月期(第3四半期)は主力のお墓選びポータルサイト「いいお墓」、葬儀総合サイト「いい葬儀」、仏壇探しサイト「いい仏壇」で取引事業者への紹介数がいずれも前年同期比で20%以上増加し、手数料収入などが大きく伸びた。業績好調を踏まえ、19年1月期の経常最高益予想を大幅に上乗せしている。鎌倉新書のほか、4位のエスティック <6161> [東証2]、5位のトリケミカル研究所 <4369> 、6位のGunosy <6047> などは「2019年【業績最強株】候補リスト」に続くリスト入りとなった。
3位の技研製作所 <6289> は防災・減災需要の高まりを追い風に、主力の杭圧入引抜機の販売が大きく伸び、6-8月期(第4四半期)経常利益は四半期ベースの最高益を67.5%も上回る27.5億円に拡大して着地。あわせて発表した19年8月期の同利益は前期比7.1%増の65億円と5期連続で最高益を更新する見通しだ。同社は政府が推進するインフラ老朽化対策や耐震化を骨子とした“国土強靭化計画”の恩恵を受ける銘柄としても注目を集める。
7位に入った東京精密 <7729> の7-9月期(第2四半期)は旺盛な半導体需要を背景に主力の半導体検査装置の販売が大きく伸びたうえ、精密計測機器も自動車関連向けを中心に増勢だった。7-9月期(第2四半期)は実に12年ぶりに経常利益の過去最高益を塗り替えた。株価は決算発表後に急騰したあと大きく押し戻されているが、指標面では予想PER8.5倍、配当利回り4.26%と割安感が強く、水準訂正を意識した買いが期待される。
選出リストでは、東京精密を筆頭に12月の相場急落により指標面で割安感が強まっている銘柄が散見される。以下では予想PER10倍以下、PBR1倍割れ、配当利回り3%超の「好業績・割安・高配当」銘柄を見ていきたい。17位のハリマ化成グループ <4410> は中国子会社の業績が好調だった製紙用薬品部門の収益が急拡大したほか、円安効果も追い風となり、7-9月期(第2四半期)の経常利益は19四半期ぶりの最高益更新を果たした。20位のフェローテックホールディングス <6890> [JQ]も円安による為替差損益の好転が利益を大きく押し上げた。
25位の品川リフラクトリーズ <5351> は耐火物の販売数量増加や値上げ効果などで、7-9月期(第2四半期)経常利益は2四半期連続の最高益更新を達成した。26位の大阪有機化学工業 <4187> は利益率の高い半導体材料の販売が伸び、4四半期連続の最高益と業績絶好調が続く。また、33位の萩原電気ホールディングス <7467> は先進運転支援システム搭載車向けの需要拡大を背景に半導体や電子部品の販売が伸びたほか、工場IoT案件などソリューション事業も好調だった。同社は19年3月期に9期連続となる増配を計画するなど積極的な株主還元姿勢も高評価を得ている。
┌─ 四半期 経常利益 ─┐ ┌── 通期 経常利益 ──┐ 予想
コード 銘柄名 上振れ率 直近四半期 過去最高 上振れ率 今期予想 過去最高 PER
<3906> ALBERT 133 112 48 24.2 200 161 220
<6184> 鎌倉新書 73.9 273 157 97.2 710 360 131
<6289> 技研製 67.5 2750 1642 7.1 6500 6069 20.4
<6161> エスティック 63.4 642 393 31.6 1659 1261 17.9
<4369> トリケミカル 49.3 924 619 84.3 2990 1622 13.2
<6047> Gunosy 39.2 792 569 40.4 2722 1939 30.4
<7729> 東京精 37.1 7411 5404 9.1 18900 17316 8.5
<3687> Fスターズ 36.1 362 266 5.3 1172 1113 41.4
<6787> メイコー 35.5 3651 2694 31.7 9000 6836 6.3
<5301> 東海カ 32.8 22842 17194 261 75500 20908 3.6
<3288> オープンH 30.3 15490 11887 11.8 51500 46052 5.5
<9899> ジョリパスタ 29.6 582 449 36.2 1509 1108 31.4
<7419> ノジマ 25.8 6997 5560 12 20000 17935 7.5
<3445> RSテクノ 25.0 1862 1490 80.3 5810 3223 11.7
<3053> ペッパー 23.7 950 768 73.9 4037 2322 23.9
<3221> ヨシックス 23.2 642 521 14.4 2240 1958 21.1
<4410> ハリマ化成G 22.6 1766 1440 12.3 4500 4008 6.5
<5302> カーボン 21.9 4603 3775 73.6 13000 7490 5.2
<3388> 明治電機工業 21.1 1270 1049 30.2 3920 3010 7.0
<6890> フェローテク 21.1 3081 2545 18.8 8500 7157 5.5
<6187> りたりこ 21.1 373 308 7.6 836 777 50.0
<9416> ビジョン 20.9 901 745 25.6 2254 1795 40.6
<9616> 共立メンテ 18.2 5420 4586 7.5 13900 12928 19.8
<3844> コムチュア 17.1 711 607 26.6 2545 2010 19.4
<5351> 品川リフラ 17.0 2995 2559 60.3 10200 6365 5.9
<4187> 大有機 16.3 1157 995 16.8 3928 3364 9.0
<4687> TDCソフト 16.1 748 644 6.5 2030 1906 14.6
<2491> Vコマース 15.0 989 860 44.0 3250 2257 18.2
<9302> 三井倉HD 13.0 2940 2601 8.4 8500 7841 9.6
<6539> MSジャパン 12.2 460 410 16.7 1522 1304 31.9
<7734> 理計器 11.5 1787 1603 11.5 5100 4575 13.5
<2317> システナ 11.3 1712 1538 11.0 5714 5147 32.7
<7467> 萩原電気HD 10.8 1179 1064 12.1 4020 3587 9.1
<4714> リソー教育 10.3 1264 1146 26.2 2700 2139 42.2
<6046> リンクバル 10.1 239 217 39.6 1030 738 37.4
<2492> インフォMT 10.1 630 572 22.5 2500 2040 68.6
※ 2017年1月以降に上場した企業と今期見通しを開示していない企業は除いた。四半期の過去最高益は原則、四半期決算の開示が本格化した2003年4-6月期以降の業績に基づいたものです。
★元日~3日に、2019年「新春特集」を一挙、“26本”配信します。ご期待ください。
→→ 「新春特集」の記事一覧をみる
株探ニュース
この銘柄の最新ニュース
ジョリパスタのニュース一覧- 今週の【重要イベント】日銀政策会合、FOMC、米雇用統計 (7月29日~8月4日) 2019/07/28
- 来週の【重要イベント】日銀政策会合、FOMC、米雇用統計 (7月29日~8月4日) 2019/07/27
- コーポレート・ガバナンスに関する報告書 2019/07/02 2019/07/02
- 支配株主等に関する事項について 2019/06/27
- 東証2部(前引け)=2部指数は5日ぶり反発、ウェルス、FDKが買われる 2019/06/19
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニングされた銘柄を見る
ジョリーパスタの取引履歴を振り返りませんか?
ジョリーパスタの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。