決算プラス・インパクト銘柄・寄付 … ハニーズＨＤ、薬王堂ＨＤ、エスクロＡＪ (1月6日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の1月5日から6日の決算発表を経て10日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ハニーズＨＤ <2792>
　23年5月期の連結経常利益を従来予想の55億円→61億円(前期は50.5億円)に10.9％上方修正し、増益率が8.8％増→20.6％増に拡大する見通しとなった。

★No.2　和田興産 <8931>
　23年2月期第3四半期累計(3-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比3.1倍の40.6億円に急拡大し、通期計画の35億円に対する進捗率が116.2％とすでに上回り、さらに5年平均の68.9％も超えた。

★No.3　薬王堂ＨＤ <7679>
　23年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比12.5％増の43億円に伸び、通期計画の44.2億円に対する進捗率は97.3％に達し、5年平均の80.6％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2792> ハニーズＨＤ 　東Ｐ　　 +3.84 　　1/ 6　　上期　　　 59.61
<8931> 和田興産 　　　東Ｓ　　 +3.81 　　1/ 6　　　3Q　　　205.18
<7679> 薬王堂ＨＤ 　　東Ｐ　　 +2.30 　　1/ 6　　　3Q　　　 12.49
<6093> エスクロＡＪ 　東Ｐ　　 +0.70 　　1/ 6　　　3Q　　　-49.30
<1430> １ｓｔコーポ 　東Ｐ　　 +0.57 　　1/ 6　　上期　　　-20.07

<9846> 天満屋ス 　　　東Ｓ　　 +0.20 　　1/ 6　　　3Q　　　 -6.79

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした10日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース