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TKCのニュース
*09:05JST 前場に注目すべき3つのポイント~半導体株の押し目狙い~
8月1日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■半導体株の押し目狙い
■パナソニック、1Q営業利益 7.3%減 837億円
■前場の注目材料:ユアサ商事、アルファTKGに出資、国内外で独占販売
■半導体株の押し目狙い
1日の日本株市場は、売り一巡後は半導体株主導での押し目狙いの展開になりそうだ。7月31日の米国市場は、NYダウが99ドル高、ナスダックは451ポイント高だった。米連邦準備制度理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り政策金利を据え置いた。FOMC後のパウエルFRB議長会見で、9月の利下げの可能性を示唆したことが材料視された。また、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が決算評価から買われるなど、ハイテク株の強い値動きが目立った。シカゴ日経225先物清算値は大阪比575円安の38655円。円相場は1ドル150円00銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まりそうだ。日経225先物はナイトセッションで開始直後に急落しており、一時38390円まで売られる場面もみられた。為替市場ではドル円が一時1ドル=149円台に突入しており、日米金利差縮小に伴う持ち高調整の売りが警戒されやすいところである。一方で、米国ではエヌビディアが急伸するなど半導体株の強い値動きが目立った。「バイデン政権は新たな対中輸出規制において、日韓とオランダは適用が除外される見通し」と報じられたことは前日の時点で織り込まれているが、押し目狙いの買い意欲は強そうだ。
また、メタプラットフォームズが決算評価から時間外取引で買われており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の手掛かり材料になりやすいだろう。国内ではアドバンテスト<6857>が業績予想の上方修正を発表しており、評価されそうである。そのため、先物にサヤ寄せする形から朝方こそ売りが先行するだろうが、売り一巡後はリバウンド機運が高まりそうだ。もっとも、日米金利差縮小に伴う円高基調が強まるなか、トヨタ<7203>など輸出関連の一角は手掛けづらくさせそうなほか、日米金融イベント通過でメガバンクなどには利益確定の売りが入りやすくなろう。
日経平均は昨日の上昇で7月25日の急落局面で空けたマドを埋めており、75日線を回復してきた。達成感が意識されやすいところであるが、売り一巡後の底堅さがみられるようだと、同線からの上放れを狙った動きもありそうだ。こう着感が強まるようだと、決算を手掛かりとした個別物色の流れになりやすく、昨夕の決算ではアドバンテストのほか、JR東<9020>、日立<6501>、コニカミノルタ<4902>、Jパワー<9513>、住友ファーマ<4506>、積水化<4204>、日清粉G<2002>、エプソン<6724>、日特殊陶<5334>、山崎パン<2212>、TOTO<5332>、京成<9009>、ナブテスコ<6268>辺りが注目される。
■パナソニック、1Q営業利益 7.3%減 837億円
パナソニック<6752>が発表した2025年3月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比4.5%増の2兆1216.89億円、営業利益は同7.3%減の837.61億円だった。コンセンサス(942億円程度)には届かず。くらし事業の売上高は、8680億円(前年同期比4%増)、オートモーティブの売上高は、3636億円(同7%増)、コネクトの売上高は、2979億円(同13%増)となった。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(39101.82、+575.87)
・NYダウは上昇(40842.79、+99.46)
・ナスダック総合指数は上昇(17599.40、+451.98)
・SOX指数は上昇(5233.18、+343.03)
・VIX指数は低下(16.36、-1.33)
・米原油先物は上昇(77.91、+3.18)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・東証による企業価値向上の要請
・ユアサ商事<8074>アルファTKGに出資、国内外で独占販売
・NTT<9432>NTTコム、北海道にIOWN拠点、半導体集積地で実装
・トヨタ自<7203>国交省が是正命令、「型式指定」不正、新たに7車種
・オリックス<8591>パナソニックコネクトとプロジェクターで新会社
・住友ファーマ<4506>早期退職700人募集、国内構造改革
・TREHD<9247>みずほリースと新会社、工場の統廃合を包括支援
・日華化学<4463>195億円投じ福井市内に新工場、化粧品3倍、27年稼働
・IHI<7013>除雪車試験で不正、10機種・1239台
・アイシン<7259>BMWと「イーアクスル」、中・欧で受託生産
・いすゞ自<7202>北米でEVコネクテッドサービス開始
・川崎重工<7012>水素30%混焼に成功、神戸工場でガスエンジン実証
・日揮HD<1963>京大発新興に追加出資、ペロブスカイト実装
・IHI<7013>アンモニア物流で台湾社と協業検討
・NEC<6701>3D-LiDARで遠方の潮位を高精度測定
・TKC<9746>デジタルインボイス仕訳生成の特許を無償開放
・三菱ケミカルG<4188>荷待ち時間を本格調査、物流課題に対応
・鹿島<1812>掘削作業を自動化、省人化・生産性向上
・日本ゼオン<4205>高機能材料に軸、光学樹脂、徳山・水島2拠点体制
・戸田建設<1860>3Dで陸上風力部材の輸送経路検討、AI活用システム
・ダイセル<4202>阪大とSiC半導体長寿命化、銀・シリコンで接合材料
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
[<海外>
・10:30 豪・6月貿易収支(予想:+50.00億豪ドル、5月:+57.73億豪ドル)
・10:45 中・7月財新製造業PMI(予想:51.5、6月:51.8) <ST>
■半導体株の押し目狙い
■パナソニック、1Q営業利益 7.3%減 837億円
■前場の注目材料:ユアサ商事、アルファTKGに出資、国内外で独占販売
■半導体株の押し目狙い
1日の日本株市場は、売り一巡後は半導体株主導での押し目狙いの展開になりそうだ。7月31日の米国市場は、NYダウが99ドル高、ナスダックは451ポイント高だった。米連邦準備制度理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り政策金利を据え置いた。FOMC後のパウエルFRB議長会見で、9月の利下げの可能性を示唆したことが材料視された。また、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が決算評価から買われるなど、ハイテク株の強い値動きが目立った。シカゴ日経225先物清算値は大阪比575円安の38655円。円相場は1ドル150円00銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まりそうだ。日経225先物はナイトセッションで開始直後に急落しており、一時38390円まで売られる場面もみられた。為替市場ではドル円が一時1ドル=149円台に突入しており、日米金利差縮小に伴う持ち高調整の売りが警戒されやすいところである。一方で、米国ではエヌビディアが急伸するなど半導体株の強い値動きが目立った。「バイデン政権は新たな対中輸出規制において、日韓とオランダは適用が除外される見通し」と報じられたことは前日の時点で織り込まれているが、押し目狙いの買い意欲は強そうだ。
また、メタプラットフォームズが決算評価から時間外取引で買われており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の手掛かり材料になりやすいだろう。国内ではアドバンテスト<6857>が業績予想の上方修正を発表しており、評価されそうである。そのため、先物にサヤ寄せする形から朝方こそ売りが先行するだろうが、売り一巡後はリバウンド機運が高まりそうだ。もっとも、日米金利差縮小に伴う円高基調が強まるなか、トヨタ<7203>など輸出関連の一角は手掛けづらくさせそうなほか、日米金融イベント通過でメガバンクなどには利益確定の売りが入りやすくなろう。
日経平均は昨日の上昇で7月25日の急落局面で空けたマドを埋めており、75日線を回復してきた。達成感が意識されやすいところであるが、売り一巡後の底堅さがみられるようだと、同線からの上放れを狙った動きもありそうだ。こう着感が強まるようだと、決算を手掛かりとした個別物色の流れになりやすく、昨夕の決算ではアドバンテストのほか、JR東<9020>、日立<6501>、コニカミノルタ<4902>、Jパワー<9513>、住友ファーマ<4506>、積水化<4204>、日清粉G<2002>、エプソン<6724>、日特殊陶<5334>、山崎パン<2212>、TOTO<5332>、京成<9009>、ナブテスコ<6268>辺りが注目される。
■パナソニック、1Q営業利益 7.3%減 837億円
パナソニック<6752>が発表した2025年3月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比4.5%増の2兆1216.89億円、営業利益は同7.3%減の837.61億円だった。コンセンサス(942億円程度)には届かず。くらし事業の売上高は、8680億円(前年同期比4%増)、オートモーティブの売上高は、3636億円(同7%増)、コネクトの売上高は、2979億円(同13%増)となった。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(39101.82、+575.87)
・NYダウは上昇(40842.79、+99.46)
・ナスダック総合指数は上昇(17599.40、+451.98)
・SOX指数は上昇(5233.18、+343.03)
・VIX指数は低下(16.36、-1.33)
・米原油先物は上昇(77.91、+3.18)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・東証による企業価値向上の要請
・ユアサ商事<8074>アルファTKGに出資、国内外で独占販売
・NTT<9432>NTTコム、北海道にIOWN拠点、半導体集積地で実装
・トヨタ自<7203>国交省が是正命令、「型式指定」不正、新たに7車種
・オリックス<8591>パナソニックコネクトとプロジェクターで新会社
・住友ファーマ<4506>早期退職700人募集、国内構造改革
・TREHD<9247>みずほリースと新会社、工場の統廃合を包括支援
・日華化学<4463>195億円投じ福井市内に新工場、化粧品3倍、27年稼働
・IHI<7013>除雪車試験で不正、10機種・1239台
・アイシン<7259>BMWと「イーアクスル」、中・欧で受託生産
・いすゞ自<7202>北米でEVコネクテッドサービス開始
・川崎重工<7012>水素30%混焼に成功、神戸工場でガスエンジン実証
・日揮HD<1963>京大発新興に追加出資、ペロブスカイト実装
・IHI<7013>アンモニア物流で台湾社と協業検討
・NEC<6701>3D-LiDARで遠方の潮位を高精度測定
・TKC<9746>デジタルインボイス仕訳生成の特許を無償開放
・三菱ケミカルG<4188>荷待ち時間を本格調査、物流課題に対応
・鹿島<1812>掘削作業を自動化、省人化・生産性向上
・日本ゼオン<4205>高機能材料に軸、光学樹脂、徳山・水島2拠点体制
・戸田建設<1860>3Dで陸上風力部材の輸送経路検討、AI活用システム
・ダイセル<4202>阪大とSiC半導体長寿命化、銀・シリコンで接合材料
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
[<海外>
・10:30 豪・6月貿易収支(予想:+50.00億豪ドル、5月:+57.73億豪ドル)
・10:45 中・7月財新製造業PMI(予想:51.5、6月:51.8) <ST>
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