会舘、前期経常を赤字縮小に上方修正

　東京會舘 <9701> [東証２] が4月24日後場(14:00)に業績修正を発表。19年3月期の経常損益(非連結)を従来予想の41.8億円の赤字→28.4億円の赤字(前の期は14.9億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常損益も従来予想の28.8億円の赤字→15.4億円の赤字(前年同期は7億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　平成31 年３月期第４四半期にリオープンした東京會舘新本舘の営業が想定を超える幅広いお客様に支持されたこと、また、本舘開業の諸施策の費用が予定を下回ることなどにより、売上高・営業利益(損失)・経常利益(損失)は前回公表値から良化する見込みとなりました。このため当期純利益につきましても、特別損失を計上するものの、前回公表値を上回る見込みとなりました。