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シーイーシーのニュース
8日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は5日ぶり反落、オーバーウィークのポジションは取りにくい状況
・ドル・円はもみあい、日本株安で円売り続かず
・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位は東エレク<8035>
■日経平均は5日ぶり反落、オーバーウィークのポジションは取りにくい状況
日経平均は5日ぶり反落。23.57円安の22799.69円(出来高概算9億6745万株)で前場の取引を終えた。7日の米国市場では、トランプ政権が中国の通信機器企業への制裁解除で合意し、米中の通商問題を巡る緊張緩和が好感されて買いが先行したが、重要イベントを前に結果を見極めたいとの思惑から上値は重かった。7日のシカゴ日経平均は大証比195円安の22665円で引けた。本日の東京市場では、売り先行となった日経平均が直後にプラスへと転換したものの、その後は値がさハイテク株の軟調推移などに上値を抑えられ、前日終値水準でのもみ合いに終始した。
セクターでは、石油石炭製品が下落率トップとなったほか、鉄鋼、パルプ紙、証券商品先物取引業が軟調。一方で、その他製品、陸運業などは堅調。東証1部の値下がり数は1000を超えており、全体の過半数を占めている。
メジャーSQに絡んだ商いでは、225型が買い越し、TOPIXが売り越しといった格好となり、SQ値は概算で22825.20円と観測されている。寄付き直後はSQ通過後の需給面の軽さを手掛かりとした商いも増え、225先物は一時22830円をまで上昇する場面もみられたが、SQ値が抵抗となる格好からその後の上値は重くなっている。
米国市場の流れを受けて、東京市場でも今週に入り上昇が続いていたハイテク株を中心に利益確定の動きがみられている。来週から開催される欧州中央銀行(ECB)理事会や米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた海外投資家のリスク回避姿勢も観測されるなか、オーバーウィークのポジションは取りにくい需給状況だろう。
トレンドとしては来週以降の23000円台回復を意識した推移は中期的に継続するものの、本日は週末要因から大引けにかけてポジション調整の動きが中心となりそうだ。後場はSQ値に上値を抑えられる展開のなか、足元で売り込まれていたセクターや銘柄などへの短期的なリバウンド狙いの買いが入る可能性はある。
■ドル・円はもみあい、日本株安で円売り続かず
8日午前の東京市場で、ドル・円はもみあい。日本株のマイナス圏推移で円売りは後退し、ドルは方向感の乏しい値動きとなった。
ドル・円は、朝方の取引で109円61銭まで下げた後、国内勢の買いで一時109円85銭まで値を切り上げた。ただ、日経平均株価は前日終値を下回る水準が続き、円売りの後退でドルは上げ渋った。
ランチタイムの日経平均先物は小幅安で推移し、目先の日本株安継続が意識され引き続き円売りは出にくいようだ。ただ、米10年債利回りは2.940%付近で下げ渋り、ドル売りは仕掛けづらいとみられる。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円61銭から109円85銭、ユーロ・円は129円28銭から129円73銭、ユーロ・ドルは1.1792ドルから1.1810ドルで推移した。
(為替・債券アナリスト 吉池威)
■後場のチェック銘柄
・シーイーシー<9692>やラクオリア創薬<4579>など、5銘柄がストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます
・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位は東エレク<8035>
■経済指標・要人発言
・麻生財務相
「日米通商交渉が具体的な話になるのは時間がかかる」
・日・4月経常収支:+1兆8451億円(予想:+2兆765億円、3月:+3兆1223億円)
・日・1-3月期GDP2次速報:前期比年率-0.6%(予想:-0.4%、1次速報:-0.6%)
☆後場の注目スケジュール☆
<国内>
・14:00 5月景気ウォッチャー調査・現状判断(予想:49.2、4月:49.0)
<海外>
・時間未定 中・5月輸出(前年比予想:+11.1%、4月:+12.7%)
・時間未定 中・5月輸入(前年比予想:+18.0%、4月:+21.5%)
・15:00 独・4月鉱工業生産(前月比予想:+0.3%、3月:+1.0%)
・15:00 独・4月貿易収支(予想:+202億ユーロ、3月:+247億ユーロ)
・G7首脳会議(9日まで、カナダ)
<HH>
・日経平均は5日ぶり反落、オーバーウィークのポジションは取りにくい状況
・ドル・円はもみあい、日本株安で円売り続かず
・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位は東エレク<8035>
■日経平均は5日ぶり反落、オーバーウィークのポジションは取りにくい状況
日経平均は5日ぶり反落。23.57円安の22799.69円(出来高概算9億6745万株)で前場の取引を終えた。7日の米国市場では、トランプ政権が中国の通信機器企業への制裁解除で合意し、米中の通商問題を巡る緊張緩和が好感されて買いが先行したが、重要イベントを前に結果を見極めたいとの思惑から上値は重かった。7日のシカゴ日経平均は大証比195円安の22665円で引けた。本日の東京市場では、売り先行となった日経平均が直後にプラスへと転換したものの、その後は値がさハイテク株の軟調推移などに上値を抑えられ、前日終値水準でのもみ合いに終始した。
セクターでは、石油石炭製品が下落率トップとなったほか、鉄鋼、パルプ紙、証券商品先物取引業が軟調。一方で、その他製品、陸運業などは堅調。東証1部の値下がり数は1000を超えており、全体の過半数を占めている。
メジャーSQに絡んだ商いでは、225型が買い越し、TOPIXが売り越しといった格好となり、SQ値は概算で22825.20円と観測されている。寄付き直後はSQ通過後の需給面の軽さを手掛かりとした商いも増え、225先物は一時22830円をまで上昇する場面もみられたが、SQ値が抵抗となる格好からその後の上値は重くなっている。
米国市場の流れを受けて、東京市場でも今週に入り上昇が続いていたハイテク株を中心に利益確定の動きがみられている。来週から開催される欧州中央銀行(ECB)理事会や米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた海外投資家のリスク回避姿勢も観測されるなか、オーバーウィークのポジションは取りにくい需給状況だろう。
トレンドとしては来週以降の23000円台回復を意識した推移は中期的に継続するものの、本日は週末要因から大引けにかけてポジション調整の動きが中心となりそうだ。後場はSQ値に上値を抑えられる展開のなか、足元で売り込まれていたセクターや銘柄などへの短期的なリバウンド狙いの買いが入る可能性はある。
■ドル・円はもみあい、日本株安で円売り続かず
8日午前の東京市場で、ドル・円はもみあい。日本株のマイナス圏推移で円売りは後退し、ドルは方向感の乏しい値動きとなった。
ドル・円は、朝方の取引で109円61銭まで下げた後、国内勢の買いで一時109円85銭まで値を切り上げた。ただ、日経平均株価は前日終値を下回る水準が続き、円売りの後退でドルは上げ渋った。
ランチタイムの日経平均先物は小幅安で推移し、目先の日本株安継続が意識され引き続き円売りは出にくいようだ。ただ、米10年債利回りは2.940%付近で下げ渋り、ドル売りは仕掛けづらいとみられる。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円61銭から109円85銭、ユーロ・円は129円28銭から129円73銭、ユーロ・ドルは1.1792ドルから1.1810ドルで推移した。
(為替・債券アナリスト 吉池威)
■後場のチェック銘柄
・シーイーシー<9692>やラクオリア創薬<4579>など、5銘柄がストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます
・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位は東エレク<8035>
■経済指標・要人発言
・麻生財務相
「日米通商交渉が具体的な話になるのは時間がかかる」
・日・4月経常収支:+1兆8451億円(予想:+2兆765億円、3月:+3兆1223億円)
・日・1-3月期GDP2次速報:前期比年率-0.6%(予想:-0.4%、1次速報:-0.6%)
☆後場の注目スケジュール☆
<国内>
・14:00 5月景気ウォッチャー調査・現状判断(予想:49.2、4月:49.0)
<海外>
・時間未定 中・5月輸出(前年比予想:+11.1%、4月:+12.7%)
・時間未定 中・5月輸入(前年比予想:+18.0%、4月:+21.5%)
・15:00 独・4月鉱工業生産(前月比予想:+0.3%、3月:+1.0%)
・15:00 独・4月貿易収支(予想:+202億ユーロ、3月:+247億ユーロ)
・G7首脳会議(9日まで、カナダ)
<HH>
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