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スクウェア・エニックス・ホールディングスのニュース
<注目銘柄>=スクエニHDは来期増益見通しで本格反騰に期待
スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>は昨年12月25日安値2766円を起点とした戻り歩調継続が期待できる。
2月5日に発表した第3四半期累計(18年4~12月)連結決算は、営業利益が117億2000万円(前年同期比65%減)と大幅減益だった。第3四半期までに「シャドウ・オブ・ザ・トゥームレイダー」「JUST CAUSE 4」など3本の大型タイトルを発売したが、「トゥームレイダー」や「JUST CAUSE 4」は開発費用に見合った販売計画に達しなかったとみられ、利益押し下げの要因となった。第4四半期発売の「キングダムハーツ3」は、世界でのパッケージ出荷とダウンロード販売本数の合計が500万本を突破するなど出足は好調だが、第3四半期までの状況から、通期営業利益予想300億円(前期比21%減)は下振れの可能性もある。
ただ、20年3月期については、採算性の良いMMO事業で昨年12月に配信を開始し足もと好調な「ロマンシング サガ リ・ユニバース」が寄与するほか、ファイナルファンタジー14の拡張版である「漆黒のヴィランズ」を7月に発売する予定で、これらが来期の利益押し上げに貢献しよう。市場予想平均の営業利益は374億円だが、400億円を見込む調査機関もある。増益転換見通しが株価にも好影響を与えそうだ。(仁)
出所:minkabuPRESS
2月5日に発表した第3四半期累計(18年4~12月)連結決算は、営業利益が117億2000万円(前年同期比65%減)と大幅減益だった。第3四半期までに「シャドウ・オブ・ザ・トゥームレイダー」「JUST CAUSE 4」など3本の大型タイトルを発売したが、「トゥームレイダー」や「JUST CAUSE 4」は開発費用に見合った販売計画に達しなかったとみられ、利益押し下げの要因となった。第4四半期発売の「キングダムハーツ3」は、世界でのパッケージ出荷とダウンロード販売本数の合計が500万本を突破するなど出足は好調だが、第3四半期までの状況から、通期営業利益予想300億円(前期比21%減)は下振れの可能性もある。
ただ、20年3月期については、採算性の良いMMO事業で昨年12月に配信を開始し足もと好調な「ロマンシング サガ リ・ユニバース」が寄与するほか、ファイナルファンタジー14の拡張版である「漆黒のヴィランズ」を7月に発売する予定で、これらが来期の利益押し上げに貢献しよう。市場予想平均の営業利益は374億円だが、400億円を見込む調査機関もある。増益転換見通しが株価にも好影響を与えそうだ。(仁)
出所:minkabuPRESS
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