決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】 … バイク王、霞ヶ関Ｃ、イオン北海道 (7月1日～7日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の水準から8日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　コックス <9876>
　23年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は3億0800万円の黒字(前年同期は3億2500万円の赤字)に浮上し、通期計画の4000万円に対する進捗率が770.0％とすでに上回った。

★No.3　日本プロセス <9651>
　22年5月期の連結経常利益は前の期比0.6％増の8億円になり、従来予想の7.4億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。

★No.4　ニューテック <6734>
　23年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は5600万円の黒字(前年同期は100万円の赤字)に浮上し、3-8月期(上期)計画の1億5300万円に対する進捗率は36.6％となった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3498> 霞ヶ関Ｃ 　　　東Ｇ 　 +16.21 　　7/ 1　　　3Q　　　　赤縮
<9876> コックス 　　　東Ｓ 　 +12.06 　　7/ 6　　　1Q　　　　黒転
<9651> 日本プロセス 　東Ｓ　　 +2.63 　　7/ 7　本決算　　　　2.72
<6734> ニューテック 　東Ｓ　　 +2.62 　　7/ 6　　　1Q　　　　黒転
<7512> イオン北海道 　東Ｓ　　 +1.89 　　7/ 6　　　1Q　　　 86.43

<7427> エコーＴＤ 　　東Ｓ　　 +1.41 　　7/ 7　　　1Q　　　　9.41
<3035> ＫＴＫ 　　　　東Ｓ　　 +1.12 　　7/ 4　　　3Q　　　-14.53
<7463> アドヴァンＧ 　東Ｓ　　 +0.51 　　7/ 4　　　1Q　　　169.07
<9846> 天満屋ス 　　　東Ｓ　　 +0.50 　　7/ 4　　　1Q　　　 11.23
<4361> 川口化 　　　　東Ｓ　　 +0.42 　　7/ 4　　上期　　　-13.92

<3377> バイク王 　　　東Ｓ　　 +0.27 　　7/ 4　　上期　　　 45.47
<2653> イオン九州 　　東Ｓ　　 +0.24 　　7/ 6　　　1Q　　　-10.34
<2698> キャンドゥ 　　東Ｓ　　 +0.23 　　7/ 5　　上期　　　-52.50
<4728> トーセ 　　　　東Ｓ　　 +0.13 　　7/ 7　　　3Q　　　139.32
<2830> アヲハタ 　　　東Ｓ　　 +0.12 　　7/ 7　　上期　　　-36.28

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした8日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース