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NTTデータグループのニュース
(執筆:2020年5月10日)
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「トレードステーション利用術」は、次回が最終回となります。
最終回の公開は、2020年5月末頃を予定しております。
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皆さま、こんにちは。フィスコ企業リサーチレポーターの馬渕磨理子です。
『馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術』と題して、私が普段のトレードで使っている分析ツール「トレードステーション」について、その活用方法を、最新のニュース情報も交えながらお話しする連載です。
これまでも何度か本記事にて、マネックス証券の日本株銘柄分析ツール「マネックス銘柄スカウター」(以下、「銘柄スカウター」と呼びます)と「トレードステーション」の組み合わせを紹介させていただいております。今回は、銘柄スカウターの中で、すでにスクリーニング要件が設定されている『最高益更新予想で今後の値上がりが期待される銘柄は?』の最新版(2020年5月10日時点)の銘柄をご紹介いたします。
◆最高益更新予想で今後の値上がりが期待される銘柄は?
「銘柄スカウター」の10年スクリーニングの中にある「最高益更新予想で今後の値上がりが期待される銘柄は?」では、前期の売上高と営業利益が過去10年の最高を更新し、今期の会社予想も最高を更新し、アナリスト評価の高い銘柄がピックアップされています。
具体的なスクリーニング要件は
・[通期]10年間の売上高で最高を更新した銘柄
・[通期]10年間の営業利益で最高を更新した銘柄
・[会社予想]10年間の売上高で最高更新が予想される銘柄
・[会社予想]10年間の営業利益で最高更新が予想される銘柄
・アナリストレーティング:5人以上が高評価
となっています。
今回は、上記要件で抽出された12銘柄の中から紹介させていただきます。抽出結果から、今回はシステムインテグレーター(SIer)や不動産セクターの銘柄に注目したいと思います。
SIer大手である日本ユニシス<8056>は、デジタルトランスフォーメーション関連案件の積み上げにより、ソフトウェアの請負開発業務、SEサービス、コンサルティング等が順調です。テレワーク導入の追い風を受けて、ICT環境の導入・構築にとどまらず、運用、情報セキュリティー対策、ICTツールの活用など、導入・運用までの支援を行っています。5月18日に決算発表予定ですが、2021年3月期も引き続き増益基調が続く見通しが高いでしょう。
そのほか、SIerであるTIS<3626>、NTTデータ<9613>もスクリーニングされており、デジタルトランスフォーメーションに関連する需要はコロナ禍でも影響を受けにくく底堅いと言えそうです。
不動産セクターでは、三井不動産<8801>、三菱地所<8802>、東京建物<8804>がスクリーニングされています。新型コロナウイルス感染拡大による経済停滞懸念から世界的にデフォルトリスクが意識されるなかで、有利子負債の多い不動産関連銘柄が売られやすくなり、いずれも2月下旬から3月中旬にかけて大幅に値下がりしています。しかし、経済活動再開の兆しが見られてきており、売り込まれた不動産株にもそろそろ買いの手が入りつつあるのではないでしょうか。
なお、三菱地所<8802>は5月14日に決算発表を控えています。同社は、今年1月に「長期経営計画2030」を発表しており、2030年の数値目標として、ROA5%、ROE10%、EPS200円などを掲げています。目標達成に向けた前提として、事業利益3500-4000億円程度の指標や財務健全性の確保、配当性向30%程度や自社株買いなどの株主還元を挙げています。これらの数値について、今のところ変更は発表されていませんので、引き続き注目しています。
(その他の代表的な『「銘柄スカウター」最高益更新予想で今後の値上がりが期待される銘柄は』の銘柄リストは、『マネックス証券トレードステーションのHP コラム・レポートのページ』からダウンロードできます。)
次回も、このような形で、話題のニュースから読み解いたテーマとトレードステーションのツールについてお話しします。
※「馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術」は、米国TradeStation Groupが開発したトレーディングツール「トレードステーション」の日本語版(マネックス証券が提供)を馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしたものです。開発会社や日本語版提供会社との見解とは異なる場合があります。
(フィスコ企業リサーチレポーター 馬渕磨理子)
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「トレードステーション利用術」は、次回が最終回となります。
最終回の公開は、2020年5月末頃を予定しております。
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皆さま、こんにちは。フィスコ企業リサーチレポーターの馬渕磨理子です。
『馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術』と題して、私が普段のトレードで使っている分析ツール「トレードステーション」について、その活用方法を、最新のニュース情報も交えながらお話しする連載です。
これまでも何度か本記事にて、マネックス証券の日本株銘柄分析ツール「マネックス銘柄スカウター」(以下、「銘柄スカウター」と呼びます)と「トレードステーション」の組み合わせを紹介させていただいております。今回は、銘柄スカウターの中で、すでにスクリーニング要件が設定されている『最高益更新予想で今後の値上がりが期待される銘柄は?』の最新版(2020年5月10日時点)の銘柄をご紹介いたします。
◆最高益更新予想で今後の値上がりが期待される銘柄は?
「銘柄スカウター」の10年スクリーニングの中にある「最高益更新予想で今後の値上がりが期待される銘柄は?」では、前期の売上高と営業利益が過去10年の最高を更新し、今期の会社予想も最高を更新し、アナリスト評価の高い銘柄がピックアップされています。
具体的なスクリーニング要件は
・[通期]10年間の売上高で最高を更新した銘柄
・[通期]10年間の営業利益で最高を更新した銘柄
・[会社予想]10年間の売上高で最高更新が予想される銘柄
・[会社予想]10年間の営業利益で最高更新が予想される銘柄
・アナリストレーティング:5人以上が高評価
となっています。
今回は、上記要件で抽出された12銘柄の中から紹介させていただきます。抽出結果から、今回はシステムインテグレーター(SIer)や不動産セクターの銘柄に注目したいと思います。
SIer大手である日本ユニシス<8056>は、デジタルトランスフォーメーション関連案件の積み上げにより、ソフトウェアの請負開発業務、SEサービス、コンサルティング等が順調です。テレワーク導入の追い風を受けて、ICT環境の導入・構築にとどまらず、運用、情報セキュリティー対策、ICTツールの活用など、導入・運用までの支援を行っています。5月18日に決算発表予定ですが、2021年3月期も引き続き増益基調が続く見通しが高いでしょう。
そのほか、SIerであるTIS<3626>、NTTデータ<9613>もスクリーニングされており、デジタルトランスフォーメーションに関連する需要はコロナ禍でも影響を受けにくく底堅いと言えそうです。
不動産セクターでは、三井不動産<8801>、三菱地所<8802>、東京建物<8804>がスクリーニングされています。新型コロナウイルス感染拡大による経済停滞懸念から世界的にデフォルトリスクが意識されるなかで、有利子負債の多い不動産関連銘柄が売られやすくなり、いずれも2月下旬から3月中旬にかけて大幅に値下がりしています。しかし、経済活動再開の兆しが見られてきており、売り込まれた不動産株にもそろそろ買いの手が入りつつあるのではないでしょうか。
なお、三菱地所<8802>は5月14日に決算発表を控えています。同社は、今年1月に「長期経営計画2030」を発表しており、2030年の数値目標として、ROA5%、ROE10%、EPS200円などを掲げています。目標達成に向けた前提として、事業利益3500-4000億円程度の指標や財務健全性の確保、配当性向30%程度や自社株買いなどの株主還元を挙げています。これらの数値について、今のところ変更は発表されていませんので、引き続き注目しています。
(その他の代表的な『「銘柄スカウター」最高益更新予想で今後の値上がりが期待される銘柄は』の銘柄リストは、『マネックス証券トレードステーションのHP コラム・レポートのページ』からダウンロードできます。)
次回も、このような形で、話題のニュースから読み解いたテーマとトレードステーションのツールについてお話しします。
※「馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術」は、米国TradeStation Groupが開発したトレーディングツール「トレードステーション」の日本語版(マネックス証券が提供)を馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしたものです。開発会社や日本語版提供会社との見解とは異なる場合があります。
(フィスコ企業リサーチレポーター 馬渕磨理子)
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