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マイクロアドのニュース
*16:55JST マイクロアド Research Memo(5):顧客企業のデジタルマーケティングの課題を解決(4)
■マイクロアド<9553>の会社概要
(2) コンサルティング
同サービスには、「メディア向けコンサルティングサービス」と「海外コンサルティングサービス」が含まれる。
a) 「メディア向けコンサルティングサービス」
同サービスは、メディア企業向け広告収益最大化サービスである「MicroAd COMPASS」と、Webメディアにおける総合的な収益化支援を目的とした子会社エンハンスによるサービスである「Enhance」から構成される。
・「MicroAd COMPASS」
同プロダクトは、インターネット広告を掲載する媒体社向け広告収益最大化サービスとして提供されている。RTBによるオークションによってリアルタイムで最も収益が見込める広告を瞬時に選択し、顧客の広告収益最大化に貢献している。その他、無償で利用できる豊富なアドサーバー機能、マルチデバイスへの対応、ブランド価値を守る柔軟な掲載可否設定などの特徴を有している。2023年9月時点で累計2,000社を超えるインターネットメディアに導入されており、RTBを通じて多くのDSPと接続している。2023年9月時点の月間広告配信回数は580億回にのぼっている。収益モデルとしては、メディア企業へ支払われる広告費の一部をプラットフォーム利用料として徴収している格好だ。
・「Enhance」
連結子会社であるエンハンスがサービス提供を行っている。主にメディア企業の広告収益拡大に向けたコンサルティングサービスを提供し、各メディアの広告枠の運用を預かる形で、様々な広告サービスを組み合わせることで収益の最大化を実現し、コンサルティングフィーの形で収益をあげている。
b) 海外コンサルティングサービス
海外を拠点に顧客企業のデジタルマーケティングをメディアの買付からクリエイティブ制作までワンストップで支援している。特に台湾においては、独自のネイティブ向け広告プラットフォーム「COMPASS-FIT」、訪日インバウンドWebメディアの「Japaholic」とのタイアップ広告などのサービスを提供している。これらのサービスは差別化ポイントになることに加えて、利益率も高いことから今後も注力する方針だ。なお、中国とベトナムにおいては2022年9月期中に法人及び事業売却を完了させている。また、海外コンサルティングサービスにおいては新領域へのデータ活用を積極的に推進している。2023年1月にはWAmazing(株)との業務提携により、増加する中華圏の訪日観光客に対して、国際空港などのコンタクトポイントを活用した日系企業の商品プロモーションサービスを開始したほか、2023年2月には越境ECシステム「LaunchCart」を提供するスターフィールド(株)と提携し、日系企業のEC事業の台湾進出を支援するサービスの提供、2023年4月に中国でアクティブシニア事業を運営する上海東犁文化デン播有限公司との業務提携により、訪日中国人観光客向けのパッケージ商品の共同開発及び日本企業への新たなインバウンドマーケティングサービスの提供を開始している。さらに、2023年5月にはアタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」を運営する(株)マクアケとの提携により、日本・台湾企業それぞれの両国進出をクロスボーダーで支援するマーケティングサービスの提供を開始するなど、続々と新規サービスが立ち上がっている状況だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
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(2) コンサルティング
同サービスには、「メディア向けコンサルティングサービス」と「海外コンサルティングサービス」が含まれる。
a) 「メディア向けコンサルティングサービス」
同サービスは、メディア企業向け広告収益最大化サービスである「MicroAd COMPASS」と、Webメディアにおける総合的な収益化支援を目的とした子会社エンハンスによるサービスである「Enhance」から構成される。
・「MicroAd COMPASS」
同プロダクトは、インターネット広告を掲載する媒体社向け広告収益最大化サービスとして提供されている。RTBによるオークションによってリアルタイムで最も収益が見込める広告を瞬時に選択し、顧客の広告収益最大化に貢献している。その他、無償で利用できる豊富なアドサーバー機能、マルチデバイスへの対応、ブランド価値を守る柔軟な掲載可否設定などの特徴を有している。2023年9月時点で累計2,000社を超えるインターネットメディアに導入されており、RTBを通じて多くのDSPと接続している。2023年9月時点の月間広告配信回数は580億回にのぼっている。収益モデルとしては、メディア企業へ支払われる広告費の一部をプラットフォーム利用料として徴収している格好だ。
・「Enhance」
連結子会社であるエンハンスがサービス提供を行っている。主にメディア企業の広告収益拡大に向けたコンサルティングサービスを提供し、各メディアの広告枠の運用を預かる形で、様々な広告サービスを組み合わせることで収益の最大化を実現し、コンサルティングフィーの形で収益をあげている。
b) 海外コンサルティングサービス
海外を拠点に顧客企業のデジタルマーケティングをメディアの買付からクリエイティブ制作までワンストップで支援している。特に台湾においては、独自のネイティブ向け広告プラットフォーム「COMPASS-FIT」、訪日インバウンドWebメディアの「Japaholic」とのタイアップ広告などのサービスを提供している。これらのサービスは差別化ポイントになることに加えて、利益率も高いことから今後も注力する方針だ。なお、中国とベトナムにおいては2022年9月期中に法人及び事業売却を完了させている。また、海外コンサルティングサービスにおいては新領域へのデータ活用を積極的に推進している。2023年1月にはWAmazing(株)との業務提携により、増加する中華圏の訪日観光客に対して、国際空港などのコンタクトポイントを活用した日系企業の商品プロモーションサービスを開始したほか、2023年2月には越境ECシステム「LaunchCart」を提供するスターフィールド(株)と提携し、日系企業のEC事業の台湾進出を支援するサービスの提供、2023年4月に中国でアクティブシニア事業を運営する上海東犁文化デン播有限公司との業務提携により、訪日中国人観光客向けのパッケージ商品の共同開発及び日本企業への新たなインバウンドマーケティングサービスの提供を開始している。さらに、2023年5月にはアタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」を運営する(株)マクアケとの提携により、日本・台湾企業それぞれの両国進出をクロスボーダーで支援するマーケティングサービスの提供を開始するなど、続々と新規サービスが立ち上がっている状況だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
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