東電はじめ電力株が総じて高い、原発再稼働への期待が下値支える

　東京電力＜9501.T＞が大商いで、前日比７９円高の６２８円まで上げ幅を広げ、値上がり率上位にランクインしているほか、関西電力＜9503.T＞や中部電力＜9502.T＞など、電力株が総じて高い。
　２１日の日本経済新聞が「東京電力はタイ発電公社と液化天然ガス（ＬＮＧ）の共同調達に乗り出す」と報じたことが、材料視されているが、関西電力高浜原発３、４号機（福井県）や九州電力＜9508.T＞の川内原発（鹿児島県）に続いて、四国電力＜9507.T＞伊方原子力発電所３号機の安全対策が新規制基準を満たすなど、原発再稼働への期待が下値を支えている。日経平均、ＴＯＰＩＸが新値を更新するなか、全般水準訂正に対する出遅れ感も働いているようだ。

東電の株価は１１時２分現在６２２円（△７３円）
関西電の株価の株価は１１時２分現在１３５８．０円（△１９．５円）
中部電の株価は１１時２分現在１７８２．０円（△２２．０円）
九州電の株価は１１時２分現在１３８６円（△８円）
四国電の株価は１１時２分現在１８５９円（△２円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）