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九州電力のニュース

九州電力のニュース一覧

前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2024/06/06 05:30

NCHD <6236>  2,119円 (+400円、+23.3%) ストップ高

 NCホールディングス <6236> [東証S]がストップ高。4日に米投資会社のミリグループ傘下の買収目的会社ネイビー1がTOBを実施(買い付け価格は1株2208円)し、非公開化を目指すことを発表。買い付け期間は5日から7月17日までを予定している。これを受け、同社株は買い付け価格にサヤ寄せする形で水準を切り上げた。

アソインター <9340>  1,104円 (+104円、+10.4%)

 アソインターナショナル <9340> [東証S]が3日ぶり急反騰。5日午前10時ごろ、販売する口腔内スキャナー「WE スキャン」がデジタル印象採得装置(口腔内スキャナー)医療機器として保険適用対象機種に承認されたと発表。これが買い手掛かりとなった。

ステラファ <4888>  386円 (+35円、+10.0%)

 ステラファーマ <4888> [東証G]が続急騰。4日の取引終了後、中国の海南島医療特区における頭頸部がんを対象としたBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)の導入に関し、10億円の保証金を受け取ったと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。BNCT用ホウ素医薬品「ステボロニン」の供給に関する基本契約を締結している中国生物科技服務傘下のPengbo社から、基本契約に基づく保証金を受領した。Pengbo社との取り引きやプロジェクトの着実な進展を確認するまでの与信管理の強化を目的とする。特区におけるプロジェクトについては、2025年4月から同年6月までの治療開始に向け順調に推移しているが、BNCTセンターを運営するPengbo社はこのスケジュールを更に早めて24年末までに治療を開始することを目標に掲げて準備を進めているという。

ブルーイノベ <5597>  984円 (+65円、+7.1%) 一時ストップ高

 ブルーイノベーション <5597> [東証G]が続急伸、一時ストップ高となった。5日午前11時ごろ、九州電力 <9508> [東証P]子会社の九電ドローンサービスと戦略的技術提携に関する覚書(MOU)を締結したと発表しており、好材料視された。今回の提携は、 ドローンやロボットなどのIoT機器の活用による各種屋内インフラ施設点検の作業効率向上と新たな点検サービスの開発を目的としたもの。第1弾として、LEDライトと自律走行機能を備えた自動走行ロボットを共同開発し、暗所の導水路(洞道)内において実証実験を23年12月から開始。26年までの実用化・横展開を目指すとしている。同時に、三井不動産 <8801> [東証P]と日鉄興和不動産(東京都港区)による街づくり型物流施設「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」に、東京都初の物流施設併設型ドローン実証実験の場として「板橋ドローンフィールド」を開設することが決定したと発表した。同社は、ドローンなど無人航空機(UAS)の業界団体である日本UAS産業振興協議会(JUIDA)とともに施設監修・運営を担い、ドローンによる物流配送、災害時活用、点検などの実証実験の場を提供するとしている。

Uアローズ <7606>  1,874円 (+104円、+5.9%)

 東証プライムの上昇率4位。ユナイテッドアローズ <7606> [東証P]が続急伸。4日の取引終了後に発表した5月度の売上概況(速報)で、小売りとネット通販を合わせた既存店売上高が前年同月比11.4%増と5ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。前年に比べて休日が1日少なかった影響がマイナス1.5%程度あったと推測されるものの、月を通じてシャツ、カットソー、ブラウスなどの夏物軽衣料が好調に推移したことで、既存店売上高は前年を超過した。また、在庫調達量を増やしたことなどにより、自社ECサイトを中心にネット通販の売り上げの伸長が目立ったほか、ゴールデンウィークの祝日数が前年よりも少なかったものの、買い上げ客数は同6.1%増と前年を上回っており、価格の見直しなどにより客単価も同4.5%増と前年超えが続いた。なお、全社売上高は同10.2%増だった。

i-plug <4177>  1,483円 (+83円、+5.9%)

 i-plug <4177> [東証G]が4日続急伸。5日正午ごろに発表した新卒オファー型就活サービス「OfferBox」の5月度の主要KPI速報で、売上高の7割超を占め、4年制大学の就活生が3年生の4月より利用可能な「早期定額型」の受注高が5億4400万円となり、前年同月比80.1%増となったことが好感された。なお、累計でも14億8100万円(前年同期比79.1%増)と大幅に受注を増やしている。

ミガロHD <5535>  3,420円 (+180円、+5.6%)

 東証プライムの上昇率5位。ミガロホールディングス <5535> [東証P]が続急伸。5日午前11時ごろ、子会社DXYZの顔認証プラットフォーム「FreeiD(フリード)」が、京阪電鉄不動産(大阪市中央区)の賃貸タワーレジデンス「THE TOWER HIRAKATA」に採用されることになったと発表しており、好材料視された。「THE TOWER HIRAKATA」は、大阪府枚方市駅周辺地区第1種市街地再開発事業の一環として開発が進められている総戸数202戸(賃貸戸数198戸)、地上29階建てのマンション。「FreeiD」は、一度の顔登録で、「入退」「本人確認」「決済」などの日々の暮らしのさまざまな行動を顔認証でつなぎ、多種多様な顔認証AIとの連携が可能な顔認証プラットフォームで、今回はメインエントランスなど計7カ所に導入されるという。なお、関西の賃貸タワーマンションへの「FreeiD」導入は同物件が初となる。

マクセル <6810>  1,818円 (+88円、+5.1%)

 東証プライムの上昇率6位。マクセル <6810> [東証P]が急反発。5日正午ごろ、取得上限は375万7000株(自己株式を除く発行済み株数の8.2%)、または50億円とする自社株買いの実施を発表。これを手掛かりに買われた。期間は6月6日から来年1月30日まで。なお、取得した株式は来年2月28日付で消却する。

SBG <9984>  9,420円 (+417円、+4.6%)

 東証プライムの上昇率9位。ソフトバンクグループ <9984> [東証P]が大幅反発。この日、米エリオット・マネジメントが、ソフトバンクGの保有を20億ドル(約3100億円)あまりに積み増し、150億ドル相当の自社株買いを同社に求めていると外資系報道機関が伝え、買いを誘う要因となったようだ。

甜菜糖 <2108>  2,033円 (+68円、+3.5%)

 日本甜菜製糖 <2108> [東証P]が大幅続伸。同社は5日午後2時、取得総数60万株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.67%)、取得総額10億円を上限とする自社株買いの実施を発表。これを材料視した買いが入り株価を押し上げた。取得期間は6日から2025年3月24日まで。資本効率の向上を図るとともに、機動的な資本政策の遂行を可能にするため、自社株買いの実施を決めた。

アダストリア <2685>  3,705円 (+120円、+3.4%)

 アダストリア <2685> [東証P]が大幅続伸。4日の取引終了後に発表した5月度の月次売上高で、既存店売上高が前年同月比4.6%増と2ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。前年に比べて休日が1日少なかった影響がマイナス2.0ポイントあったと試算されるものの、天候に恵まれ、気温も暖かく推移したことで、夏物商品の販売が好調で既存店売上高を押し上げた。また、5月15日から23日に実施した会員向け20%ポイント還元キャンペーンも寄与した。なお、全店売上高は同7.2%増だった。

九州電 <9508>  1,781.5円 (+56.5円、+3.3%)

 九州電力 <9508> [東証P]が3日ぶり大幅反発。SMBC日興証券が4日、九州電の目標株価を1210円から2290円に増額修正した。投資評価は「1」を継続する。直近の株価の好パフォーマンスについて、 半導体工場やデータセンターの新設に伴う電力需要の拡大による成長期待が出てきたことなどが背景にあると指摘。熊本県の半導体工場の稼働によって、早ければ25年3月期第4四半期(1-3月)にも販売電力量の増加などの効果が現れる可能性があるとの見方を示す。バランスシートの改善を図りながらも増配を続けられるとみて、株価は割安と判断。同証券は九州電の26年3月期営業利益予想をこれまでの1460億円から1920億円に引き上げた。

良品計画 <7453>  2,598.5円 (+80円、+3.2%)

 良品計画 <7453> [東証P]が3日ぶり大幅反発。同社が4日発表した5月度の国内月次売上状況(速報)によると、直営既存店(オンラインストア含む)の合計売上高は前年同月比3.5%増となった。増収基調を継続しており、株価を支援する要因となったようだ。衣服・雑貨が同3.6%増、生活雑貨が同5.2%増となった。一方、食品は同1.5%減だった。スキンケアや消耗品をはじめ生活雑貨や衣服・雑貨が堅調に推移したことで、既存店売上高は4ヵ月連続で前年同月を上回った。直営全店(同)の売上高は同11.8%増となった。

内田洋 <8057>  7,080円 (+190円、+2.8%)

 内田洋行 <8057> [東証P]が反発。4日の取引終了後、24年7月期の連結業績予想について、売上高を2550億円から2720億円(前期比10.3%増)へ、営業利益を86億円から92億円(同9.0%増)へ、純利益を60億円から67億円(同5.2%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を190円から210円(前期190円)へ引き上げたことが好感された。好調な企業業績を背景に大企業の大型オフィス構築案件の獲得が順調に増加したことに加えて、大手民間企業のDX投資意欲が継続して高いことを背景に、クラウドベースのサブスクリプション型ソフトウェアライセンス契約で大規模案件の獲得が増加。また、クラウド型の会議室運用支援サービスなどICTサービスの展開も堅調に推移していることが要因としている。なお、同時に発表した第3四半期累計(23年7月21日-24年4月20日)決算は、売上高2009億7100万円(前年同期比12.5%増)、営業利益93億7100万円(同10.5%増)、純利益67億100万円(同13.9%増)だった。

ABCマート <2670>  3,170円 (+80円、+2.6%)

 エービーシー・マート <2670> [東証P]が続伸。4日の取引終了後に発表した5月度売上高出、既存店売上高が前年同月比6.2%増と27ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。前年に比べてゴールデンウィークの祝日が1日少ない曜日並びだったが、都心部路面店や商業施設を中心に好調に推移した。なかでも、気温の高い日が続いたことから、サンダルやTシャツなどの夏物商品が順調に売り上げを伸ばした。なお、全店売上高は同5.9%増だった。

ニトリHD <9843>  17,610円 (+325円、+1.9%)

 ニトリホールディングス <9843> [東証P]が続伸。そのほか、ワークマン <7564> [東証S]、神戸物産 <3038> [東証P]が堅調に推移した。米国時間の4日にドル円相場は一時1ドル=154円50銭台までドル安・円高が進行した。米ブルームバーグ通信が日本時間4日夜、日銀が6月の金融政策決定会合で、「長期国債の買い入れの減額についてより具体的な方針を示すことの是非を含めて議論する可能性が大きい」と報じた。更に、米国の4月米雇用動態調査(JOLTS)で求人件数が2021年2月以来の低水準となり、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測が強まったことで米長期金利が低下。日米金利差が縮小するとの見方からドル売り・円買いの流れが強まった。このところの円安基調が一服したことを受けて、円高メリット株と位置付けられる銘柄の一角に買い戻しが入った。セリア <2782> [東証S]やニチレイ <2871> [東証P]もしっかりとした値動きとなった。

※5日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探
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