四国電、前期経常を赤字縮小に上方修正

　四国電力 <9507> [東証Ｐ] が4月12日大引け後(16:30)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常損益を従来予想の300億円の赤字→270億円の赤字(前の期は121億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。ただ、通期の連結最終損益は従来予想の250億円の赤字→270億円の赤字(前の期は62.6億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の473億円の赤字→443億円の赤字(前年同期は134億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　燃料価格の低下に伴い営業損失が減少することや、海外事業投資にかかる損失を営業外費用に計上することなどから、上記のとおり修正いたします。