コネクシオが反発、ＳＭＢＣ日興が投資判断を引き上げ

　コネクシオ<9422.T>が反発。３０日引け後に発表した第１四半期（４～６月）単独決算が、売上高６０３億４６００万円（前年同期比１１．１％減）、営業利益１３億３５００万円（同１８．９％増）、純利益７億８９００万円（同５５．４％増）と２ケタ営業増益となったことを好感。携帯電話の販売台数減少で減収となったものの、販管費の抑制で増益を確保した。なお、１５年３月期通期業績予想は売上高２９５０億円（前期比０．９％増）、営業利益６７億５０００万円（同３．１％減）、純利益４０億２０００万円（同０．４％増）の従来予想を据え置いている。
　第１四半期決算を受けて、ＳＭＢＣ日興証券が投資判断を「２」から「１」とし、目標株価を９００円から１３００円に引き上げている。ＮＴＴドコモ<9437.T>が固定・携帯バンドル割を開始した場合、ドコモショップ運営シェア首位で、販売台数の９割がドコモ端末である同社は、販売窓口として重要な役割を果たすと同時に、固定通信契約の販売手数料などが新たに貢献する可能性もあると指摘。将来はウエアラブル端末などが普及し、商品の裾野が広がる可能性もあるとしている。

コネクシオの株価は１３時５９分現在９１１円（△２３円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）