日本コンセプ、20年12月期業績を未定に変更

　日本コンセプト <9386> が6月19日大引け後(16:15)に業績修正を発表。20年12月期の業績予想を取り下げ、未定に変更した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　取り下げの理由新型コロナウイルス感染症拡大により、世界各地の日常生活や経済活動が大きな影響を受けており、緊急事態宣言の解除された我が国においても、依然として新型コロナウイルス感染症の発生が続いております。このような環境のもと当社の輸送する貨物が予算策定時の想定とは異なる荷動きをすることも多く、輸出本数と輸入本数のバランスが崩れ、2020年12月期第２四半期（累計）連結業績につきましては、前回発表した業績予想を営業利益が30％以上下回る可能性が生じております。今後におきましても、輸送する貨物の荷動きが従来とは異なるケースが増えることが見込まれる中、現時点で合理的な業績予想を算出するのが困難な状況となっております。また、当社の主要顧客先におきましても、欧米を中心に第２四半期以降の経済活動についての不透明感が強く、第３四半期以降も合理的な事業計画の策定および業績予想の算定が困難であることから、2020年２月13日に公表した業績予想および中期経営計画を一旦取り下げさせていただきます。今後について2020年12月期及び同第２四半期の業績予想は、新型コロナウイルス感染症の拡大による荷動きの変化が業績に与える影響が判明次第、お知らせいたします。新たな中期経営計画につきましては、2020年12月期の業績予想を見直し後、改めて検討することといたします。