伊勢湾、今期経常を8％上方修正、配当も4円増額

　伊勢湾海運 <9359> [名証２] が11月12日後場(14:20)に決算を発表。19年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比31.2％増の16億円に拡大し、従来予想の13億円を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の27.7億円→30億円(前期は27.6億円)に8.3％上方修正し、増益率が横ばい→8.3％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比9.8％減の13.9億円に減る計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の22円→26円(前期は22円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比21.9％増の8.1億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の4.6％→5.7％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当第２四半期連結累計期間につきましては、当社グループの取扱貨物量が好調な荷動きとなり、売上高は前回の予想数値を上回りました。利益につきましても、増収効果に加え、連結子会社を特分譲渡したこと等に伴い特別利益が発生した結果、前回の予想数値を上回りました。　また、通期業績予想数値につきましては、第２四半期累計期間の実績を踏まえ、上記のとおり修正いたします。　※上記の予想は、本資料の発表現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実績の業績は今後様々な不確定要因によって予想数値と異なる場合があります。