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アジア開発キャピタルのニュース
東京機の急騰相場続く、投資ファンドの株式買い増しに絡み思惑錯綜◇
東京機械製作所<6335.T>が大幅高で8連騰、需給相場の色を強めている。7月下旬に急速人気化した後いったん沈静化したが、9月の月替わりに合わせ再び突発人気となっている。前日まで2営業日連続でストップ高に買われており、今週に入ってからきょうの高値1950円まで既に2倍以上になった。その後は利益確定売りに押され足もとでは1800円台近辺で売り物をこなす状況にある。
同社は新聞輪転機メーカーで収益環境面では逆風が強い。デジタル印刷機など新分野を開拓するも足もとの業績は苦戦を強いられており、21年4~6月期も4億4000万円あまりの営業赤字を余儀なくされた。そうしたなか、アジア開発キャピタル<9318.T>の傘下で投資部門を担当するアジアインベストメントファンドが同社の大株主に浮上しており、思惑を呼んでいる。同ファンドは継続的に同社株式を買い増し、直近では38%強の大株主となっている。これを受けて同社も対応に動き、8月30日には既存株主に新株予約権を無償で割り当てる買収防衛策発動を10月下旬の臨時株主総会で諮ることを発表するなど、今後の展開にマーケットの耳目が集まっている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
同社は新聞輪転機メーカーで収益環境面では逆風が強い。デジタル印刷機など新分野を開拓するも足もとの業績は苦戦を強いられており、21年4~6月期も4億4000万円あまりの営業赤字を余儀なくされた。そうしたなか、アジア開発キャピタル<9318.T>の傘下で投資部門を担当するアジアインベストメントファンドが同社の大株主に浮上しており、思惑を呼んでいる。同ファンドは継続的に同社株式を買い増し、直近では38%強の大株主となっている。これを受けて同社も対応に動き、8月30日には既存株主に新株予約権を無償で割り当てる買収防衛策発動を10月下旬の臨時株主総会で諮ることを発表するなど、今後の展開にマーケットの耳目が集まっている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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