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*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:年末ラリーなるか!?やっぱり【割安】な中小型株に注目!【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2023年12月11日9時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
日本の年末ラリーに関して、現状の日本株の様子を見るとやや力不足との見方もあるようです。確かに日経平均は11月20日に年初来高値を更新後、12月に入ってから不安定でトレンドが読みづらい印象を受けます。
決算シーズンで円安による上方修正が散見された反動なのか、11月下旬からドル円が円高方向へ進み始めると強気相場から雲行きが怪しくなってきました。25日線を上回り、5日線をも上回るくらいの底堅さがあれば年末ラリーと呼べるかもしれませんが、12月8日の終値は32307.86円まで落ち込んで75日線に触れております。これは自民党のパーティー券問題から端を発した政局不安に警戒した動きでもあると見られます。海外投資家は特に政治リスクを嫌いますからねぇ。
その一方でNYダウは25日線を大きく上回ると、上昇トレンドを形成しております。12月に入り年初来高値を更新後も5日線付近で下値を切り上げるのか注視したいですな。米国株が好調ならば、日本株も好転する可能性はあるでしょう。しかし、確信が持てないのならば過度なリスクを取る必要もありません。
というわけで、今週は手堅く低PBRのまま放置されている自動車関連株などをチェックして参ります。直近では円高へ急伸して為替相場はパニックになりましたが、先の決算では想定為替レートを140円台前半あたりで設定している企業が多いような印象です。為替変動を加味して、来年度の政策や企業業績を読みながら投資戦略を練っていきましょう。
広告・看板向け大型プリンターを製造しているミマキエンジニアリング<6638>は、半導体関連を含むFA事業でも思惑がありますな。直近の決算後に動意した同社は、8月に付けた年初来高値を上抜けるか監視を強めております。
自動車用のシートベルトやエアバッグを手掛ける芦森工業<3526>に関しては、筆頭株主に豊田合成<7282>が躍り出たという発表は嬉しいサプライズとなったようですな。トヨタ系列での繋がりが強化され、同社の事業展開が促進されるとの思惑があります。PER・PBRは割安で、中長期的にチャートも注視したいですねぇ。
ホンダ系のミッション部品メーカーである田中精密工業<7218>は、AGVや高性能モーターに関連した技術にも定評があります。コロナ禍を抜けて業績は復調しており、チャート(日足)もじわじわと底値から切り返した模様。PER4.9倍、PBR0.37倍(12月8日時点)は、割安ですな。
コントロールケーブルを主力とするハイレックスコーポレーション<7279>もPBRが割安で業績も急回復しております。12月8日に決算発表すると、24年10月期の最終利益は黒字転換する見通しで増配も発表しました。
エネルギー用高効率ポンプなどを手掛ける酉島製作所<6363>は、24年3月期も過去最高益を更新する見通しです。2010年1月に付けた高値2205円を上回り、直近のチャートはじわじわと上昇トレンドを形成しております。
最後は水処理やエネルギー関連機器などの製造販売を手掛けるポエック<9264>です。10月13日の決算後からチャート(日足)は上放れしている模様。1月12日の決算発表後で動きがあるか監視中です。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2023年12月11日9時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
日本の年末ラリーに関して、現状の日本株の様子を見るとやや力不足との見方もあるようです。確かに日経平均は11月20日に年初来高値を更新後、12月に入ってから不安定でトレンドが読みづらい印象を受けます。
決算シーズンで円安による上方修正が散見された反動なのか、11月下旬からドル円が円高方向へ進み始めると強気相場から雲行きが怪しくなってきました。25日線を上回り、5日線をも上回るくらいの底堅さがあれば年末ラリーと呼べるかもしれませんが、12月8日の終値は32307.86円まで落ち込んで75日線に触れております。これは自民党のパーティー券問題から端を発した政局不安に警戒した動きでもあると見られます。海外投資家は特に政治リスクを嫌いますからねぇ。
その一方でNYダウは25日線を大きく上回ると、上昇トレンドを形成しております。12月に入り年初来高値を更新後も5日線付近で下値を切り上げるのか注視したいですな。米国株が好調ならば、日本株も好転する可能性はあるでしょう。しかし、確信が持てないのならば過度なリスクを取る必要もありません。
というわけで、今週は手堅く低PBRのまま放置されている自動車関連株などをチェックして参ります。直近では円高へ急伸して為替相場はパニックになりましたが、先の決算では想定為替レートを140円台前半あたりで設定している企業が多いような印象です。為替変動を加味して、来年度の政策や企業業績を読みながら投資戦略を練っていきましょう。
広告・看板向け大型プリンターを製造しているミマキエンジニアリング<6638>は、半導体関連を含むFA事業でも思惑がありますな。直近の決算後に動意した同社は、8月に付けた年初来高値を上抜けるか監視を強めております。
自動車用のシートベルトやエアバッグを手掛ける芦森工業<3526>に関しては、筆頭株主に豊田合成<7282>が躍り出たという発表は嬉しいサプライズとなったようですな。トヨタ系列での繋がりが強化され、同社の事業展開が促進されるとの思惑があります。PER・PBRは割安で、中長期的にチャートも注視したいですねぇ。
ホンダ系のミッション部品メーカーである田中精密工業<7218>は、AGVや高性能モーターに関連した技術にも定評があります。コロナ禍を抜けて業績は復調しており、チャート(日足)もじわじわと底値から切り返した模様。PER4.9倍、PBR0.37倍(12月8日時点)は、割安ですな。
コントロールケーブルを主力とするハイレックスコーポレーション<7279>もPBRが割安で業績も急回復しております。12月8日に決算発表すると、24年10月期の最終利益は黒字転換する見通しで増配も発表しました。
エネルギー用高効率ポンプなどを手掛ける酉島製作所<6363>は、24年3月期も過去最高益を更新する見通しです。2010年1月に付けた高値2205円を上回り、直近のチャートはじわじわと上昇トレンドを形成しております。
最後は水処理やエネルギー関連機器などの製造販売を手掛けるポエック<9264>です。10月13日の決算後からチャート(日足)は上放れしている模様。1月12日の決算発表後で動きがあるか監視中です。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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